8 Jun 2018
6月7日「得する人損する人」は好評企画・スターシェフの正解レシピ。
新たにレギュラーになった女優の水野美紀さんが作った焼きそばを人気シェフが添削します。
今回添削するのはグルメ王アンジャッシュ渡部さんが紹介するフレンチ界の鉄板番長・木下威征(たけまさシェフ)。
木下流では野菜の切り方を変えたりふつうの主婦がやってしまうアレをやらないことで、べちゃっとしない冷めても美味しい絶品焼きそばが作れるようになりますよ。
木下シェフは
○野菜の切り方
○具材の炒め方
○仕上げ方
をかえるだけで冷めても美味しい絶品焼きそばの作り方をレクチャーしてくださいます。
木下シェフ流
美味しい焼きそばの作り方
材料(1人前)
市販の焼きそばセット 1袋
(麺と粉末ソース付き)
豚バラ肉
玉ねぎ
にんじん
ピーマン
キャベツ
しめじ
1 野菜類はすべて細切りにする
ふつうの焼きそばでは野菜が大きめですが、そうすると具材が混ざらず 別々に食べるという形に。
細い焼きそば麺に絡ませたいので麺と同じように野菜を細切りにすると、一緒に食べやすく火の通りもよくなります。
2 電子レンジで焼きそば麺を20秒加熱する
市販の焼きそばでは麺をほぐすために水を少々加えますが、家庭のコンロは低温なので麺が水分を吸いベチャベチャに。
なのでレンジでレンチンして麺をほぐします。
これで麺を炒めるときに水を入れる必要なし。
3 フライパンをしっかり熱する
⇨サラダ油を敷く
焼きそばというとごま油というイメージですが、木下シェフ流は焼きそばソースの香りを立たせたいのでごま油は使いません。
4 3のフライパンで豚バラ肉をカリカリに焼く
⇨1の野菜も加えて1分だけ炒める
⇨粉末ソースを3割だけ加えて混ぜる
ふつうの作り方だと最後に粉末ソースを入れて麺と具材にからめますがこれもNG。
麺と具材を分けてソースをからめることでベチャッとしない仕上がりに。
5 2の麺をボウルなどに入れサラダ油を少量加える
⇨残りの粉末ソースを加えてよくからめる
6 4の具材を一旦取り出す
⇨そのフライパンに5の麺を入れて炒める
具材を炒めていたフライパンを洗わずにそのまま麺を入れて火が通るまで炒めます。
フライパンは全体に麺を広げて火が入る面を増やすと、焦げた部分や焦げてない部分ができカリッとした食感に仕上げます。
7 取り出しておいた具材を戻し入れる
⇨麺と具材を軽く炒め合わせる
麺と具材を一緒に炒めると麺が野菜の水分を吸ってしまいベチャッとする原因に。
木下シェフのように麺と具材を別々に炒めると麺が水を吸わず引き締まった食感に。
なので仕上がりも水野美紀さんが作った焼きそばより色の濃い美味しそうなビジュアルに。
この木下シェフレシピで作った焼きそばは水野美紀さんが作った焼きそばと同じ調理時間(約13分)。
麺と具材を一緒に炒める時間を短くすることで冷めてもベチャッとしない焼きそばが出来上がります。
水っぽくないのでお弁当に入れるのもアリ。
市販の粉末ソースを使う焼きそばをよく作りますがなんとなく味がうすく感じ液体のソースを追加していましたが、原因は麺をほぐすために入れる水と野菜の水分だったんですね。
特損スターシェフのレシピ大変勉強になりました。
ぜひ作ってみたいと思います。
番組公式サイトはこちら⇨得する人損する人