2 Sep 2016
9月2日「ヒルナンデス」では「作ってあげたい彼ごはん」の著者SHIORIさんのご自宅にお邪魔してステキなキッチンを拝見しながら時短クッキングを披露してもらうというコーナーがありました。
さすがのプロらしく時短のテクニックや盛り付け方、作り置き常備菜のレシピなどが勉強になったので自分の備忘録用に載せておきたいと思います。
若い女性に人気なだけあって彩りがキレイですしお弁当にも使えるようですよ。
料理研究家のSHIORIさんは大ヒット料理本「作ってあげたい彼ごはん」の著者でシリーズは累計370万部の超ベストセラー!
現在は雑誌「with」で連載をもっており、代官山で料理教室もオープンと大活躍されています。
SHIORIさんのブログはコチラ→SHIORI オフィシャルブログ
SHIORI流 時短テクニック
●ダシは冷凍しておく
ダシは作って冷凍の製氷皿に入れて冷凍しておくと、朝のお弁当の卵焼きを作る時などに便利。
SHIORIさんのレシピではありませんが、ダシのとり方はコチラ→クックパッド ダシのとり方
●ストックおかずを作っておく
作り置きの常備菜ってほんと便利です。
4,5日もつのでちょこっとしたおかずやお弁当に便利だそうです。
●トッピング食材を準備しておく
いわゆる薬味系ですね。
これがあるとちょっとした料理も華やかになるんだそうです。
盛り付けのテクですね。
SHIORIさんは
・万能ねぎ
・みょうが
・カイワレ大根
・ちりめんじゃこ
・ピーナッツ
・パクチー
などを刻んで保存容器に入れてらっしゃいました。
数種類を組み合わせてのせると見た目も風味も変わってより美味しくなるそうです。
薬味の保存方法はこちらが勉強になりました
→もうムダにしない 薬味野菜の保存方法
3つのコツでできるプロの盛り付けテクニック
①立体的に盛る
高さを出して立体的に盛る方が美味しそうに見えるんだそう。
②基本の5色を入れる
基本の5色とは
「赤・黄・緑・白・黒」のこと。
料理はこの5色を使うと格段に美味しく見えるんだそう。
赤&黄色は食欲を増進させる効果があり、
白は清潔感、緑は安らぎを与える効果、
黒はお皿全体を引き締める効果があるそうです。
でも毎回5色を揃えるのは大変なので、
色味が足りない時はお皿の色で補えばいいとのこと。
上の画像はSHIORIさんが盛り付けた例ですが、
黄色の色味をお皿でカバーしています。
お皿ってそういう役割もあるんですね。
③器に余白を作る
器にギューギューにつめてしまうのはあんまり見た目が良くないですもんね。
料理1品で5色の色味が完成しているなら
副菜は単色で控えめな色味のものにするのがコツだそうです。
こちらがその例。
ひじきそぼろうどんの盛り付けで5色が完成しているので、サイドの副菜は単色が2品と収まりがいいですね。
次からはSHIORIさんの常備菜レシピです。
SHIORIさんいわく
「4~5日はもつ」んだそうです。
(「ミニトマトの胡麻和え」「切り干し大根とじゃこと揚げの炒め煮」は撮影中に作られたので日持ちするかどうかはわかりません。)
ナスのタイ風焼きびたし
●材料
ナス 4本
ニンニク ½かけ
赤唐辛子 ½~1本
ナンプラー・レモン汁 各大さじ1½
砂糖 大さじ1½強
1⃣バットにナス以外の材料を混ぜ合わせる
ニンニクと赤唐辛子はみじん切りにして使います。
2⃣ナスに浅く切り込みを入れて3~4等分に切る
⇨皮面を下にして両面を弱めの中火で5~6分蒸し焼きにする
焼く時はフタをします。
3⃣ナスの皮が柔らかくなったらひっくり返して大さじ1の水を加える
⇨さらに2~3分蒸し焼きにする
4⃣熱いうちにバットに移して、半日以上冷蔵庫で冷やし味をなじませる
切り干し大根のエスニック風サラダ
●材料
切り干し大根 30g
きゅうり ½本
にんじん 1/3本
ミニトマト 6~8個
干しエビ 大さじ1強
ピーナッツ 大さじ1
タレ
ニンニク ½かけ
赤唐辛子 ½~1本
ナンプラー・砂糖・レモン汁 各大さじ1
1⃣切り干し大根は水で戻しておく
2⃣タレの材料・戻して炒めたエビを混ぜ合わせる
⇨きゅうり・にんじん・戻した切り干し大根を和える
タレの材料のニンニクと赤唐辛子はみじん切りにしておきます。
干しエビは水で戻し水気を取ったら、サラダ油で香ばしい香りが出るまでさっと炒めておきます。
3⃣ピーナッツを加え、仕上げに半分に切ったミニトマトを加えてさっと和える
タイの「ソムタム」というパパイヤのサラダを切り干し大根でアレンジしたレシピだそうです。
ひじきと鶏のピリ辛そぼろ
こちらのレシピは番組内では紹介されなかったのでヒルナンデス公式サイトに記載されているものを紹介しています。
●材料
ひじき(乾燥) 15g
鶏ももひき肉 200g
赤パプリカ ½個
しょうが(みじん切り)2かけ
調味料
水 200ml
しょうゆ・酒・みりん 各大さじ2
砂糖 大さじ1
豆板醤 小さじ1~2
1⃣ひじきは水で戻し水気をよくしぼる
2⃣パプリカは2~3㎝に切る
3⃣フライパンにすべての材料を入れる
⇨水分がなくなるまで中火で7~10分煮詰める
🚩アレンジメニュー:ひじきそぼろと薬味のっけうどん
冷凍うどんを温め、ひじきそぼろ・薬味(万能ねぎ・カイワレ大根・みょうが)・味付けたまごをのせ、めんつゆをかけて出来上がりです。
ミニトマトの胡麻和え
●材料
ミニトマト 10~12個
黒すりゴマ 大さじ1½
しょうゆ 小さじ1½
砂糖 小さじ2弱
1⃣ミニトマトは半分に切る
ミニトマトは買ってきた時点でヘタをとり洗っておくとすぐ調理に使えるそうです。
水気はよくふき取っておくことが大事!
2⃣黒すりごまとしょうゆ・砂糖で和える
榊原郁恵さんもおっしゃってましたが、インゲンとかほうれん草の胡麻和えは見たことありますけどミニトマトは初めてですね。
☺作ってみました(調理時間:約5分)
ミニトマトを切るところから始めて5分かからないくらいですが、めっちゃ美味しかったです。
砂糖の分量が多いのでタレだけなめたらやっぱり甘いんですけど、それがトマトの酸っぱさとすごくマッチしてるんですね。
黒すりゴマの香ばしさも良いし、なんかこじゃれてる(笑)
なにか1品足りない時にぜひおすすめです。
おそろしいほど簡単なのに美味しくて見栄えもいいですよ。
切り干し大根とじゃこと揚げの炒め煮
●材料
冷凍ダシ 3個(150ml)
みりん 小さじ1
しょうゆ 小さじ1
切り干し大根 25g
油揚げ 1枚分
ちりめんじゃこ 大さじ2
1⃣フライパンに冷凍ダシを入れて溶かす
2⃣みりん・しょうゆを入れる
3⃣水で戻した切り干し大根を入れる
4⃣細切りにした油揚げを入れる
油揚げは細めに刻んでおくと味噌汁とかにも使えて便利だそう。
5⃣ちりめんじゃこを入れ煮詰めていく
☺作ってみました(調理時間:約10分)
切り干し大根を戻すのに5分ほどかかったので実際には5分強ほどでできました。
和風のお味でとっても美味しかったです。
日本人には間違いない味ですね。
切り干し大根の食感が効いてるし、揚げがお出汁を吸うので冷めても美味しかったですね。
簡単だし体にも良さそうなので作り置きしたいです。
次は目分量でできそう(笑)
味付けたまご
●材料
ゆで卵 4~6個
めんつゆ(3倍濃縮) 50ml
水 130~150ml
つぶしニンニク 1かけ
1⃣水で薄めためんつゆにつぶしたニンニクを入れる
⇨半熟卵を漬け冷蔵庫で半日以上おく
☺作ってみました(調理時間:約8時間30分)
半熟卵の作り方は「得する人損する人」の家事えもんさんのレシピを参考にしました。
沸騰したお湯で6分ゆでると半熟卵ができます。
家事えもんさんの半熟卵のレシピはコチラ⇩
SHIORIさんレシピでは冷蔵庫で半日とあったんですが待ちきれずに1個食べてみました。
つけた時間は8時間でしたが、あっさりした味で美味しかったです。
もう少ししっかり味をつけたい場合は半日つけた方が良いかも。
黄身がとろーっとしてコクがあったのでふつうのゆで卵より満足感を感じましたね。
若い女性に大人気のSHIORIさん。
盛り付け方や薬味の常備・種類など勉強になることがたくさんありました。
最近は個人的にも常備菜というか作り置きレシピにはまってるので、今日も新しいレシピを獲得できてよかったです(笑)
特に切り干し大根のレシピを2つもゲットできたので早速買いに行ってこようと思います。
…ゲットとか言っちゃってちょっとお恥ずかしい(/ω\)
こちらに詳しいレシピは載ってます→ヒルナンデス