7 Feb 2017
2月7日「林修の今でしょ!講座」は今話題のカルチャースクールとして『料理教室』をピックアップ。
大人の習い事として人気の高い「料理教室」の中から、”料理の基本を理論的に学べる”として人気の中村奈津子先生に『だし巻き卵』と『炒飯(チャーハン)』の基本の作り方をおしえていただきます。
難しいだし巻き玉子やチャーハンも、理論的なポイントを押さえることで失敗しらずに美味しくできますよ。
先生いわく
「料理は科学なので、全部に理由がある。
それを理解すれば、料理の基本が身についていく」
とのこと。
基本を押さえれば、料理は2~3割出来が良くなるんだそうです。
中村先生の料理教室はコチラ
⇨田中怜子クッキングスクール
ちなみに初級は1時間30分で
11300円(月2回・材料費込み)なり。
基本のだし巻き卵の作り方
だし巻き卵のポイントは2つ。
①下準備
②焼き
●材料
卵 3個
だし汁 60ml
塩 2つまみ
薄口しょうゆ 5ml
片栗粉 小さじ½
1⃣卵の下準備をする
①卵を割る
②だし汁・塩・薄口しょうゆ・片栗粉を入れる
《ポイント》
●卵をほぐさずに、調味料から先に入れる
⇨卵を混ぜ過ぎると水っぽくなり風味がなくなるので
●凝固剤として片栗粉を入れる
⇨だしが多く入っているため
⇨入れすぎると締まってしまうため少量入れる
2⃣強めの火加減で一気に焼く
強火で焦げないように一気に仕上げたほうがフワフワに。
①フライパンに油を敷く(強火)
②卵液の半分以上を流し込む
⇨混ぜて全体を半熟状態にする
(フライパンが熱くなりすぎるので、少し火から遠ざける)
⇨巻かずにヘラなどで手前に寄せる
(巻くことより火の通り過ぎに気をつける)
⇨向こう側に寄せる
③残りの卵液の2/3を入れる
⇨②の下に卵液を入れ込む
⇨卵液が乾ききらないうちに手前に巻いていく
④残りの卵液を全部流し入れる
(一番外側の大事な部分になるので慎重に)
⇨③の下に卵液を入れ込む
⇨慎重に手前に巻いていく
(中は半熟でよし。
余熱で火が入るため。)
⑤巻きすで軽く巻く
⇨2分ほど余熱で火を通す
⑥食べやすい大きさに切る
《だし巻き卵のポイント》
●卵を混ぜ過ぎない
●強火で一気に
●巻くのは最後だけ
この応用でオムレツ・鰻巻き・カニカマ巻きができます。
基本のチャーハンの作り方
1⃣具材
・豚バラ肉
・ネギ(みじん切り)
・干しシイタケ(粗みじん)
を炒める
2⃣塩・こしょう・しょうゆ・酒で下味をつける
3⃣弱火にして、固めに炊いたご飯を入れる
⇨5分じっくり炒める
《ポイント》
●弱火で炒めることでパラパラなチャーハンができる
⇨粘り気でくっついている米が、油でコーティングされ分離するから
●切るように炒める
●フライパンは一切ふらない
⇨家庭のコンロでは火力が弱いため
4⃣軽く炒めておいた卵を入れる
5⃣再び調味料(塩・こしょう・しょうゆ・酒)を入れる
⇨最後に強火にして香ばしさをつける
《パラパラチャーハンのポイント》
●『弱火』でコツコツ
●切るように炒める
水島弘史シェフと同じ理論ですね。
チャーハンといえば強火でフライパンをふるイメージがありますよね。
それは火力の強いプロのお店だからであって
火力の弱い家庭では弱火でじっくり作るのが美味しくできるポイントなんですね。
これからチャーハンは弱火だ!
番組公式サイトはコチラ→林修の今でしょ講座