4 Jul 2016
7月4日「直撃コロシアム!」は便秘解消の特集でした。
お通じに悩む方は男女問わず多いと聞きます。
何日も出ないだけではなく爽快感がないのも便秘の定義に入るそうですし、中には便秘と気づいていない人もいるんだそう。
今回は腸の名医が簡単にできる便秘解消、名付けて「腸活」法を伝授してくださいました。
この腸活を実行して1日も早く爽快な気分になりたいですね。
腸は体の中で最も大事!
腸の名医10人に質問したところ10人とも「体の中で最も大事なのは腸」と答えられました。
理由として「腸には体の免疫細胞の70%が集中している」「動脈硬化や糖尿病(Ⅱ型)に関連している」ということが挙げられています。
確かに最近は色んなところで腸内環境が話題になることが多い気がしますよね。
平成25年の国民生活基礎調査によると、便秘を訴えている人の数は474万人にも上るんだそうです。
とある論文によると「便秘の定義」とは「3日以上排便がなく、また排便があっても残便感があること」を指すそうです。
なので中には便秘と気づいていない人もいるんだとか。
大腸のまわりを押してみて張りや痛みを感じたら便秘の可能性があるんだそうです。
今回は便秘に悩む50代の女性麻木久仁子さんと和泉ちぬさんが便秘解消に挑戦しました。
麻木さんは便秘の原因は運動不足、和泉さんは加齢にあるようです。
お2人の便秘の原因は40代以上の女性が陥りやすい典型的なケースなんだそう。
これを腸の名医が1週間で改善する方法を伝授してくれました。
運動不足が原因の場合の腸トレ
運動不足に原因のある麻木久仁子(53)さんが挑戦しました。
長年便秘薬が欠かせない体質になっているそう。
つらいですね。
麻木さんの場合は運動不足により腹筋が衰え筋力が低下、大腸が刺激されず腸のぜんどう運動が衰えて便秘になっていると考えられます。
1 踏ん張る力をつけるトレーニング
腸周りや股関節の筋力をつけ踏ん張る力をつける。
イスに座ってのおしり歩きですね。
1 イスに腰掛けて背筋を伸ばす
2 左右交互におしりで歩く
3 1・2・3・4で前へ移動
4 5・6・7・8で後ろへ移動
これを2往復、朝・昼・晩と行う。
2 便を押し出す力をつけるトレーニング
ふだんあまり使わない腸腰筋を鍛えることで便を押し出す力がつく。
足を上げての空手の正拳突きみたいな感じです。
1 まっすぐに立った状態から右ひざを上げ左腕を前に突き出す
→右腕のひじはしっかりと後ろに引くことが肝心
2 左ひざを上げ右腕を前へ突き出す
朝・昼・晩 交互に4回ずつ行う。
老化改善!腸が若返る腸活
加齢による腸の下垂が原因の女優和泉ちぬさん(59)が挑戦しました。
常にお腹が張っている感じでX線写真でも下垂しているのがわかるほど。
加齢により大腸を支える筋力が衰え垂れ下がってくることでぜんどう運動が上手くいかず、便がスムーズに運ばれないため便秘になっていると考えられます。
また腸が垂れ下がることでお腹が前に押し出されぽっこりお腹の原因になっていました。
これはまずいですね。
1 ヨーグルト+きな粉
ヨーグルト→腸内細菌の善玉菌を増やし腸の働きを活性
きな粉→便の材料となる食物繊維が豊富、大豆オリゴ糖が腸の善玉菌を増やす
毎朝市販のヨーグルト1カップにきな粉を大さじ1杯でOK
2 腸もみマッサージ
垂れ下がった腸の位置を元に戻し、便が運ばれやすくする。
腸を上に持ち上げるようにもむ。
朝・昼・晩と1分間行う。
3 和式トイレ風スクワット
和式トイレに座る姿勢は排便に向いているのでこの動きを取り入れ、排便に必要な腹筋やおしりの筋肉を鍛える
ふつうのスクワットの動きに加え和式トイレに座るようにしゃがみきるのが特徴。
1回5セット朝・昼・晩行う。
腸活1週間、2人の結果は?
通常2日に1回お通じの麻木さんは3日目から毎日排便、スッキリ爽快感が得られるようになり、通常4日に1回お通じの和泉さんは2日目から毎日排便、肌もキレイになったと言われ10分かかっていたのがわずか1分ですむようになったそうです。
検査の結果もお腹の痛みもなく毎日排便、便秘薬も使わなくなったそう。
和泉さんはX線写真で腸が上がっているのが確認されました。
先生からも40代の腸とお墨付きをもらい、なんと便秘と一緒に悩んでいた肩こりも解消したそう。
便秘薬って使っていいの?
腸を刺激するタイプの便秘薬を飲んでいるとだんだん腸の動きが悪くなり、薬の量が増えていくんだそうです。
大腸メラノーシスといって長期間の服用で粘膜が黒くなりますます便がでなくなるそう。
大変なことですね。
便を柔らかくするタイプの便秘薬はクセにならないのでどうしてもという場合はそちらのタイプを使うのが良いそうです。
でもできれば自然に出るのが理想ですね。
便意の我慢と水分不足も原因に
15年以上お通じでお悩みの野球選手片岡安祐美さん(29)の場合は便意を我慢することと水分不足のため便秘になっていました。
便意を我慢することにより便意を促すセンサーが鈍くなっていることと、水分不足により便か固まり蓄積してしまい腸の動きが悪くなっていることが原因と考えられます。
♦20代・30代の女性必見の腸活法
1 朝コップ1杯の水を一気に飲む
「胃・結腸反射」といって朝水と摂ることで胃が動いて直腸が動くので大腸が活発化。
2 もずく酢オリーブオイルを食べる
オリーブオイルに含まれるオレイン酸がたくさん食べると小腸で吸収されず、腸の中に残り滑りを良くしてくれるのでお通じがスムーズになる。
もずくはカロリーが低く食物繊維が多い。
もずくにオリーブオイルを大さじ1~2杯、毎日朝食にとればOK。
3 ヨーグルトを朝食の最後に食べる
ヨーグルトを最初に食べると空腹なので胃液が多く乳酸菌が胃液に負けてしまう。
食後だと胃液が薄まっているので乳酸菌が活躍できる。
この方法で通常4日に1回お通じだった片岡さんは4日目から毎日排便、お腹の張りもとれお肌の調子もよくなったそう。
検査でも改善の兆しが。
このもずくオリーブオイルは簡単なので私も実践してみたいです。
便秘解消に効果的!肛門トレーニング
腸の若返りには肛門を鍛えるのが効果的なんだそうです。
💬ペットボトルを股下ではさみ、両手を上げながら肛門をしっかりと締め、下げると同時に肛門を緩める。
これを10回くりかえす。
いかがでしたでしょうか。
やはり毎日の気配りが大切なんですね。
便秘で最悪の事態を招くこともあるそうなので本当に気を付けたいと思います。
心も体も毎日スッキリした気分で過ごしたいですね。
ドライおからもお通じには良いそうです。
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