17 Jan 2018
寒い冬の季節に食べたい「ぶり大根」。
甘辛くて美味しいですが味が染みなかったり煮込むのに時間がかかったりとけっこう作るのが大変。
お惣菜で買ってすますという方も多いのではないでしょうか。
1月17日の「ヒルナンデス!」では魚料理研究家・是友麻希さんが簡単に、しかもたったの15分でできる新しい「焼きブリ大根」のレシピを披露。
フライパン一つででき、大根にもある工夫をすることでしっかり味が染み込みます。
ブリの身もふっくらで大根にも味が染みて美味しい絶品のブリ大根を得意料理にして我が家の定番にしちゃいましょう。
おしえてくださるのは魚料理研究家・是友麻希さん。
銀座の高級寿司屋「すしもと」さんで修業、魚料理と和食の知識を習得し、東京丸の内に「にっぽんのひとさら」をオープンさせました。
オフィシャルサイト→にっぽんのひとさら
料理教室も主宰されています。
15分で簡単!
焼きブリ大根の作り方
材料(2人前)
ブリ 4切れ
大根 1/4本
三つ葉 適量
水 大さじ6
酒 大さじ6
ごま油 大さじ3
濃口しょうゆ 大さじ3
みりん 大さじ3
砂糖 大さじ1
片栗粉 少々
1⃣大根を1.5cm幅の輪切りにする
⇨皮をむく
⇨大根の表面に格子状の切れ目を入れる
(切れ目を入れることで大根の下茹でが不要に)
⇨4等分に切る
(いちょう切り)
2⃣ブリは食べやすい大きさに切る
⇨うすく片栗粉をまぶす
3⃣フライパンにゴマ油を敷く
⇨1⃣の大根を入れる
⇨焼き色がつくまでじっくり炒める
4⃣3⃣のフライパンにブリも入れて焼く
⇨とくに皮目を立ててよく焼く
魚の臭みの原因は皮目のぬめりにあります。
この皮の部分をよく焼くことで臭みを消し、香ばしさもアップさせることができます。
5⃣4⃣のフライパンに
・砂糖
・みりん
・酒
・水
・濃口しょうゆ
を入れる
⇨強火で煮立たせる
最初にしょうゆを入れてしまうと後の調味料が入らないので、最初に甘くする調味料から入れ最後にしょうゆを加えます。
6⃣アルミホイルなどで落し蓋をする
⇨中火で4分間ほど煮込む
ふつうのブリ大根は長時間煮て身がパサついたりうま味が溶けだしてしまいがち。
このレシピはブリを焼くことで柔らかい食感をキープ、味を楽しむことができます。
【煮物の大根にもっと味を染み込ませるコツ】
●大根は事前に冷凍庫に入れて冷凍する
野菜は冷凍すると繊維が壊れて味がしみこみやすくなる
今回はやっていませんが、大根を冷凍するともっと味が染み込んで美味しくなります。
おでんの場合も同様。
ブリ大根はしょうがを入れて臭みをとったり味を染み込ませるために長時間煮てブリがパサついたりとけっこう調理が難しいメニュー。
この作り方ならブリもふっくらとやわらかく大根にも味が染みた絶品のブリ大根が作れそうです。
照りも出て本当に美味しそうでした。
ぜひチャレンジしてみたいです。
ブリのアラでもできそうですね。
番組公式サイトはコチラ→ヒルナンデス!