大野智『世界一難しい恋』６話感想②パーティーで破局？いさなみすやお先生の謝罪

ドラマ「セカムズ」第６話の感想の続きです。

パーティーのことで初めてのケンカをしてしまった２人。
仲直りはできるのか？
そして零治は美咲をパーティーに連れていけるのか？
今回はちょっとメルヘンも入ってます。泣けましたね。

そして今回も盛大にネタバレしてるうえに長いです。
お時間のある方はよろしければどうぞ。

いさなみすやお

ケンカして気まずい２人ですが、ジムで会った零治に美咲は落語のCDを渡します。
それでもまだ仲直りできません。

家に帰って落語に笑う零治。
意を決して美咲にメールを打ちます。
お風呂上りに走ってきているのでお風呂で一生懸命考えたんでしょうね。いじらしい。

「笑いました。
声に出して笑ったのは、この部屋に引っ越してきてから初めてです。」
ここ大野さんの声だけの演技なんですが、ただ文章を読むのではなく、緊張してるのが声の上ずり方でわかるんですよね。
演出だとは思うけど細かいし上手い。
でも今までの零治の孤独な生活がわかって鼻がツンとなりました。
大野さんが寂しそうだと演技とはわかっていても弱いんですよ。

ベッドの上で体育座りで美咲からの返信を待つ零治。
すると「みささん」から返信が！
「私は部屋でしょっちゅう笑ってます。
何度も聞いてるのに笑うってすごいですよね。」
なんの変哲もないですが、ケンカ中の気まずい２人には大きなきっかけになります。
波瑠さんの声も優しいです。
波瑠さんは声もいいですね。
通るし使い分けもお上手です。上から目線ですみません。

ここで流れているBGMもいいですね。
クラシックの「月光」と松田聖子さんの「Sweet Memories」を足した感じ。前回も書きましたがホント音楽がいい！
世界感をキレイに演出してあまりある存在感です。
サントラ盤マジで買います！

メールのやり取りだけでは我慢できなくなった零治はついに美咲に電話をかけます。

DSC_0333 (1)

「おやすみなさいを逆から読んだことあるか？
いさなみすやお、小説家の名前みたいだ。
…それだけだ。遅くにすまない。」

「いさなみ先生ってコミカルな短編小説が得意そうですね。」←乗っかってくれたーーーー( ;∀;)ありがとう美咲ちゃん！

「でもいさなみ先生は不眠症で悩んでる。」

「なのに寝癖がひどい(笑)」←リアルの大野さんもそうですよ

「味噌汁をミソスープと呼ぶ」

「奥さんは料理研究家のいさなみしほさん」

「そう。
しほさんは日本で初めてお餅を電子レンジに入れた人だ。」

「ミソスープと呼ぶのもしほさんの影響だったんですね。」

「その通り。
あとレモンのことをリモンと呼ぶのもしほさんの影響だ。」

夜も更けて３時になったのも気づかない零治。
「いさなみすやお」「いさなみしほ」
とあいさつをして電話を切ります。

ここが美咲ちゃんのステキなとこなんですよね。
ふつうケンカしてる相手がわけのわからないなぞかけみたいなこと言ってきたら「は？何言ってんの？」状態になるじゃないですか。
そこをひいて聞いてあげて、なおかつ乗っかってあげる懐の深さがある。
しりとりの時もそうだった。
子供っぽい（よく言えばお茶目）社長なりに気を使って言ったとんちんかんな内容にもあわせてあげられる、
男性に恥をかかせないいいオンナなんですよ！
外見とかじゃなくてこんなコに惚れない男はいないと思いますよ。
鮫島社長が好きになるコが美咲でホントに良かったと心から思います。

で、なんでいさなみ先生の奥さんの名前が「しほ」かというと、逆から読むと「ほしみなさい（星みなさい）」になるんですね。
これには鮫島社長も「なんていいオンナだーー」確かに(; ･`д･´)

そして鮫島社長の描いた
「小説”ミソスープとリモン″でお馴染みのいさなみ先生」
の絵がこちら。
画伯すばらしいです。
ここでは本来の大野さんテイストは封印でメルヘン風味ですね。
こちらもグッズ化希望！

DSC_0334 (1) DSC_0337 (1)

色まで塗った完成型をメールで美咲に送ると
「思ったより老けてました。
いさなみ先生にはこれからも長生きして欲しいですね。」
と返信が。
これには鮫島社長またまた
「ええコじゃのーーー( ;∀;)」わかります。

パーティー当日　まさかの破局？！

ついにパーティー当日。
美咲も家康も参加していますが、秘書の舞子さんはロビーで待機。
今日はパーティー会場なのでいつもの馬蹄のネックレスじゃなくてパール使いですね。
できる秘書はTPOも完璧です。

そこに和田社長が両手に花状態で登場しますが、舞子の前を素通りします。
動揺する舞子。
和田の秘書と話しをする舞子。
何気にこの秘書さんカッコよくて好きです。切れ者っぽいですね。

和田社長を見つけて話かける家康。
無礼にも「どこの日サロで焼いてるんすか？」
それに動じず
「今だと顔はセブ島、手はモルジブかな」
と余裕の受け答え(笑)　面白がってるのかな。
「パーツごとに場所違うんすか！すげーっす！」
いやお前のほうがすげーっす。
今日は家康くん大活躍ですねー。
空回ってるのが面白い。フレッシュなボケですね。

そこに現れた舞子と目が合う和田社長。
思わず出て行った舞子に
「俺を悪者みたいな目でみないでよ。誘いを断ったのは君だよ」。
この時の表情がからかってす風でもないし、いつもの余裕しゃくしゃくの顔とも違うんですよ。
この２人どうなるんでしょうか？
舞子は和田社長が気になってるようですが、和田さんも本気なんでしょうか？
ちょっとづつ進展してるのか？

ここで和田社長と元カノリリコとの会話で
「パーティーに女を連れてくるために君と付き合ったんだよ。」
と言われ愕然とする美咲。
零治は違うと否定しますが、とっかかりはあながちウソでもないために強く言えません。

会場を退室する美咲。
「社長がこのパーティーに強くこだわってた理由がようやくはっきりしました。」
零さん呼びじゃなくなってます。
「最低です！」
京都出張の際のあれこれも知られて、美咲を追いかけることもできません。

和田社長の意地悪なんですが、これは鮫島社長がいけませんね。
和田社長にダンスのことなんかで上から目線を発揮するからですよ( ｀ー´)ノ
これはこのくらいの意地悪されてもしようがないです。
あの電話のシーンでこれは和田社長なんか仕掛けてくるなって顔してましたもん。
その辺の性格は恋をして成長してもまだまだなんですね。

傷心の零治ですがダンスパーティーにはでなければなりません。
主催者の高田社長と踊りますが自棄です。
あーここでほんとの大野さんのダンス見たかったなー(;´･ω･)
「ここで鮫島社長の本物のダンスをみせれば美咲も２度惚れしますぜ！」
と全智担は叫んでいたはず！
あなたが本気で歌って踊ればそこにいる全女性を虜にできますぜ( ;∀;)
あー挿入歌で「社長のラブソング」とか作ってくれないかなー。←マジで

出て行った美咲を見かけて心配する舞子。
「破局だ。
そもそも学級委員と飼育係が上手くやっていけるはずがなかったんだよ。」
いや、飼育係は根気のいる優しい子にしか務まらない立派な役職ですよ！
そしてまたもや彼女の（ある意味）過去にこだわってます。

いさなみすやお先生の謝罪会見←いいシーンです（涙）

意気消沈のまま自宅に戻り、携帯電話とにらめっこの零治。
またおまたに手をはさんじゃってます。
ほぼ毎回出てくんな。可愛い。

DSC_0338 (1)

謝りのメールを打とうとしますが思いとどまります。
そして美咲にメールではなく電話をかける零治。

「いさなみすやお先生がね、会見を開いたらしい。」←正座してます。
誠意の現れなのか緊張のためなのか。
そして「ね」の言い方が可愛い。

「なんの会見ですか？」

「どうやら謝罪会見みたいで、しほさんに失礼なことをしてしまったらしい。」
「だいぶ反省してたそうだ。
会見には寝癖をキレイに直してきたって話だから」

「妻のしほさんも謝罪会見したみたいですね。
ちゃんと話もせず感情的になってしまったことを、深く反省しているそうです。」

「そうか。
いさなみ先生はパーティーに連れていければ誰でもいいなんて思ってなかったそうだ。
ホントに好きな人とパーティーに出たかっただけだと、涙ながらに釈明してたよ。」

「そしてあわよくば一緒にダンスがしたかった」

「携帯電話は優れた文明の利器だ。
きみとのお付き合いが始まり、こうして離れた場所でもおしゃべりができる楽しさを俺は再確認することができた。」

「零さん？」

「しかし絶対に会えない場所にいるわけでもないのに会わないのは一体如何なる理由だろうか」

「じゃあ会い…ます？」

「え？今から会ってくれんのか？」

「えぇ。一緒にダンスは踊れませんけど」

くーーーっ！来週が待ちきれません！

感想まとめ：今回のテーマは携帯電話

いやーーまたまた怒涛の急展開でしたね。
これから家に招いて…という流れになるわけですね。

今回は美咲の過去が明らかになりました。
美咲はおじいちゃんが育ててくれたのでおじいちゃんっ子だったんですね。
だからリアクションが落ち着いてるという。
おじいちゃんおばあちゃんっ子あるあるですよ。
松前漬けもそこからだな。落語もそうだし。

美咲はおじいちゃんの遺産でホテル建設用の土地を持っています。
夢に対して確固たる信念があるのもそのあたりが強く関係していそうですね。
土地まで用意して自分と孫の夢を叶えようとした祖父の気持ちを大切にし、それに報いたいという気持ち。
おじいちゃんっ子だけあって古風です。

この信念は曲げてほしくないですね。
恋は恋、夢は夢として両方実現させる、難しいですけど。
あ、それが「難しい恋」なのかな？
ありきたりの結婚とかいうゴールじゃない、新しい現代の女性の生き方に合致した結末だったら最高だなと思います。
いや結婚してくれてもいいんだけど、それより美咲が夢を叶えてからでも遅くはないよ(/・ω・)/

そして今日の一番の功労者は「いさなみすやお先生としほ夫妻」ですね。
すんごいメルヘンなんだけど、すんなり入っていけました。
電話のやり取りだから、２人が離れてるからかな。
鮫島社長のいう通り、最近の電話の役割って通話じゃないんですよ。
それ以外のツールとしての役目の方が多くなってる。
でもホントに大事なことはメールじゃ伝わりにくい。
もっと言うと会って直接顔をみて話さないと大事な気持ちは伝わらないと思います。

最後の零治の会いたいという気持ちは現代人が思っている本当の気持ち、言いたくても言えない、もしくはそう思っていることにも気づかない本音だと思います。
正直でピュアな零治だからこそ言えたセリフ。
とても恋愛偏差値小学生並みの人には言えないセリフでした。

恋愛偏差値が低いからどうして謝っていいかわからないところでの、いさなみ先生の出番、素晴らしかったです。
ケンカしたんだけど素直に仲直りできないので、飼ってる猫に話しかける体で間合いを詰めてくってパターンよくありますよね。

これからも素直になれない時にはいさなみ先生にご登場願えばいいんじゃないのかな( *´艸｀)

美咲のバックグラウンドが明らかになったことと２人だけのやり取りが増えたことでグッとラブ度が増した回でしたが、さらに気になるのが舞子と和田社長ですよ！
どうなるんだあの２人。
和田社長もまんざらでもないと思うんだけどなー。
それともそう思いたいだけなのか私！

前回寂しそうにして諦めかけてたまひろちゃんもまた闘志を燃やし始めたし。
セカムズの登場人物はいいオンナばかりなので全員恋が実って幸せになってもらいたい！
恋だけじゃなくて仕事にも輝いてほしい。
贅沢な望みではないと思います。
だってこんだけ見てて楽しくてちょっと泣けて元気が出るドラマってないですよ( ｀ー´)ノ　
まだ見てない方にもぜひ見ていただきたいです。
途中からでも思いっきり楽しめます。

番外：深夜１時２０分のリアルタイム検索

個人的な楽しみなので興味ない方はスルーしちゃってください( ;∀;)

６位いさなみ　１１位ベッドシーン　１４位セカムズ
２３位セカムズクイズ　３２位鮫島社長　３８位世界一難しい恋

いさなみ先生強し！
今回私は仕事でリアタイできなかったのでこれを見た時には「いさなみ」とはなんぞやと思ってました(笑)
リオオリンピックの女子バレーの予選がけっこう盛り上がったんでしょうか？
セカムズ関係以外はほとんどバレー関係でしたよ。
バレーにも頑張っていただきたいです。

そして嵐のアリーナツアーのMCで大野さんがぶちかました地上最強の番宣「７話にベッドシーン」がついに来週に！！！
まだ６話なのにトレンドにもあがってました(笑)
予告では転げまわってる運動会状態でしたが、まさかのキスシーンも！←これは大人カップルの方。

まだ１週間もあるのに興奮状態で毎日大変です。
キスシーンとかあったら気絶するかも。

セカムズ演者に皆さん、スタッフの皆さん、素晴らしいドラマに元気をもらっておりまして本当にありがとうございます。
ブログで感想を書く、ツイッターでつぶやく、グッズを買うことくらいしか恩義に報いることができませんが、地方の片隅で熱く応援しています。
どうかお怪我などのないように撮影がんばってください(‘◇’)ゞ
来週も楽しみにしています。
あ、CD初の３枚買いしました。
「I seek」ヘビロテ中です。

セカムズ６話感想①はコチラ⇩