20 May 2016
5月10日の「解決!ナイナイアンサー」では超簡単に痩せられるあるモノでダイエットに挑戦していました。
それは「梅干し」。
梅干しを食べていればお肉もご飯もOKというなんとも夢のようなダイエット法ですが、梅干しにあることをするともっと効果的に痩せられるといいます。その方法もとっても簡単!これからの季節、ぜひ試してみたいと思いませんか?
梅干しのダイエット効果とは
梅干しは健康によいというのは周知の事実ですが、ダイエット効果まであるとは驚きですね。
これは梅の研究の第一人者、和歌山高専奥野准教授に教えていただきました。
和歌山で疫学的調査を行ったところ、梅干しを1日3個以上食べている人はBMIの数値が低いことがわかりました。
💬BMIとは?
その人の体重と身長をある計算式に当てはめて肥満度を示す体格指数です。
計算方法は
体重kg÷(身長m)²=BMI
(身長)²×22=適正体重
日本肥満学会の判定基準によると、BMIの数値が
18.5未満 低体重(痩せ形)
18.5~25未満 普通体重
25~30未満 肥満(1度)
30~35未満 肥満(2度)
35~40未満 肥満(3度)
40以上 肥満(4度)
となります。
私は普通体重に収まりましたが、適正体重からは2kg以上オーバーしていました。
こちらのサイト様で簡単に計算することができます→高精度計算サイト
先生によると、梅干しを毎日3個以上食べている人はそれ以下の人に比べてBMIが低かったそうなんです。
💬その理由は「バニリン」の脂肪燃焼効果
梅の中に含まれている「バニリン」という成分が肥満予防に効果があるんだそう。
バニリンが小腸で吸収され脂肪細胞を刺激し、脂肪が燃焼され体重が減少すると考えられています。
☑1日3個食べることで脂肪燃焼の効果
研究では1日3個で脂肪燃焼効果があると考えられていますが、梅干しは塩分が多いのでそれ以上食べると高血圧などの病気を引き起こすことになってしまいます。
なるべく多くのバニリンを摂取するためにはどうしたらよいのでしょうか?
超簡単にバニリンを増やすコツ
☑バニリンを加熱する
バニリンを加熱することによって、20%アップすることが出来ます。
最新の研究データによると、常温の梅干しの中にはバニリンの他に「バニリングルコシド」というバニリンに似ているが脂肪燃焼効果がない成分が含まれているのですが、これに熱を加えると分裂してバニリンに変化することがわかりました。
📌梅干しにラップをかけて電子レンジ(500W)で1分間加熱
電子レンジだけでなく焼いてもOK。
加熱しても味が変わるということはありません。
📍1度加熱すれば冷えてもバニリンが減ることはなし
まとめて加熱して冷蔵庫に保管しても大丈夫
梅干しの健康効果
梅干しには1粒でも驚くほどたくさんの健康効果があります。
💬疲労回復
梅干しに含まれるクエン酸が疲れの原因である乳酸を分解して疲労回復効果があります。
💬成人病や老化の予防
血液をサラサラにするため動脈硬化などの成人病を予防し、植物ポリフェノールの一種「梅リグナン」の抗酸化作用でしみ・しわなどの老化を予することができる。
💬二日酔い解消や殺菌作用
内臓の働きを助けて二日酔いを解消したり、殺菌作用で食中毒の予防に効果があります。
夏場のお弁当に梅干しを入れるのは有名ですね。
昔から「梅干し1つで医者いらず」というほど梅干しは高い健康効果のある食材です。
食べ過ぎると塩分過多になり大変なことになりますが、正しい量を食べて日本人古来からの健康法でハツラツ美人になりましょう。