19 Jun 2016
6月19日「この差って何ですか?」では「一重まぶた」と「二重まぶた」の人の違いを特集していました。
女性ならパッチリとした二重まぶたに憧れる人は多いので興味深いお話ですよね。
一重と二重はなにが違うのか?
一重の人は二重まぶたになる可能性はないのか?
番組では二重になる可能性をチェックしながら、先生おすすめの「二重になるトレーニング法」も紹介されていたのでご紹介したいと思います。
一重まぶたでお悩みの方必見です。
一重まぶたと二重まぶたの違いは「筋肉」
形成外科医で美容外科医でもある
江戸川病院形成外科部長 倉富栄治先生に教えていただきました。
一重まぶたと二重まぶたの違いとは
●まぶたを持ち上げる筋肉が1本なのか2本なのか
一重の人はまぶたを持ち上げる筋肉が1本だけしかなく、その1本の筋肉がまぶたの下にある軟骨を持ち上げている状態。
二重の人はまぶたを持ち上げる筋肉が”途中で2本に分かれて”いて、
2か所を持ち上げる(引き上げる)ことになるので二重になるそうなんです。
筋肉が「I」型なのか「Y」型なのか、といえばわかりやすいでしょうか^^;
これは遺伝もあるそうで、
『両親のどちらかに一重の人がいると
一重になる確率が高くなる』とのこと。
一重や二重は遺伝しやすいということでしょうか。
厳しすぎる現実ですね(T_T)
まだよく解明されているわけではないそうなんですが、
筋肉が2本ないと二重になる可能性は低いそうです。
MCの加藤さんは子供の頃は一重だったのが年齢を重ねるうちに二重になってきたそう。
先生によると
「2本目の筋肉はあったんだけど若い頃まぶたが厚くなって一重になっていたのでは」ということでした。
若い頃はクッキリ二重だったのにだんだん歳とともにまぶたの上の方がかぶさってきてまぶたの幅が細くなってきているという方は、老人性の「眼瞼下垂(まぶたの垂れ下がり)」なんだそうです。
最近ではよく聞くようになってきた名前ですよね。
筋肉が1本なのか2本なのか
チェックする方法
☑軽くまぶたを押さえて二重がキープできるか
二重を作る要領で、まぶたを眼球に沿わせるように指で上に押して上げてみます。
こうすると一重の人でも一時的に二重まぶたになりますよね。
そこで何度かまばたきをしてみて、
すぐに一重に戻らない場合は2本目の筋肉がある可能性が!
逆にすぐ一重に戻ってしまうという方は二重になる可能性が低いということで、なにか違う方法を試した方が二重への道のりは近いということになりますね。
二重になりたい人必見!二重体操
※これは先ほどのチェックで筋肉が2本ある可能性のある方の場合です。
可能性がなかった方はもしかしたらちょっと厳しいかも。
●まぶたを上げる筋肉を鍛える
●まぶたの脂肪やむくみを取る
上記の方法を続けるとわずかながら二重になる可能性があるそうです。
そしてこの体操はまぶたの老化防止にも効果があるそう。
🚩準備運動
顔のむくみをとるためにリンパマッサージをします
①おでこを上下にマッサージ
②おでこの内側から外側へマッサージ
③なでるように眉毛の上・まぶたを優しくマッサージ
④目の脇から首筋へ老廃物を流す
なでるように優しくマッサージするのがコツ。
🚩二重体操
まず目を大きく思いっきり見開く
⇩
思いっきり強く閉じる
⇩
これを1日30回くらい行う
筋肉は使わないと痩せていくので筋肉を使うことでまぶたの衰えを少なくすることができるとのこと。
目が大きくなるストレッチはコチラ⇩
公式サイトはコチラ→この差って何ですか? 公式サイト
目がパッチリだと頭痛・肩こり・腰痛が改善される?
5月25日の「ためしてガッテン!」で特集していました。
老化やなんらかの原因でまぶたがたるんでくると視界が悪くなるため、おでこの筋肉を使って強制的にまぶたを上げるので頭部や肩、腰などに悪影響を与えます。
そのことが頭痛や肩こり・腰痛の原因になることもあるそう。
アイプチや二重まぶたにする手術などを行うとそれらが改善されるという例を紹介していました。
実際二重にしたことでかなり症状が改善したという方もいて興味深かったです。
詳しいことはコチラをご覧ください→NHKオンライン「ためしてガッテン!」
一重まぶただった私の場合
二重になる手術した後のビフォーアフターとその後
個人的な話ですが、私は「逆まつげ」が原因で何度も結膜炎になっていたため病院で相談したところ二重の手術を勧められました。
まつ毛が原因なので切っても改善しないということで、ちょっと怖かったけど結局手術を行いました。
しかも30年前!
金額はあくまでも病気としての手術でしたので保険適用で両眼で15000円程度だったと思います。
30年前のことなので金額が正確かは自信ありませんが、意外と安かったというのは記憶しています。
(じゃないと多分やってない)
手術方式は詳しくは覚えていませんが切開するとかではなく何点か縫うという方法だったと思います。
洗浄などで2か月ほど通院しました。
今は医学が進んでいると思うのでそんなに長く通院するということもないのかもしれませんね。
実際に手術後はくっきり二重になり、ちょうど卒業写真を撮る頃だったんですが、今見ても自分かどうかわからないくらいの変わりようでまわりもビックリしていたのをよくおぼえています。
そして30年以上経った今、「くっきり二重ではなく”奥二重”」になっているというのが現状。
なので見ようによっては一重に見えるというのが個人的な感想ですが、不思議と一重という言われたことはありません。
くっきり二重の面影はありませんが、やはり目尻あたりが二重になっているからでしょうか?
まあ現在の技術の方が昔よりはるかに発達していると思うので、今施術される方は良い状態がキープされるのではないかとは思いますけどね。
(なんせ昭和の時代の話ですから)
年月を経て昔の目元に戻りつつあるという印象ですが、手術以降一度も結膜炎になっていないし眼科のお世話にもなっていないので、個人的には手術してよかったとその頃の親の決断や先生の判断に感謝している現在です。
美容的な意味では別ですが、私のように一重まぶたのために生活に支障を来たしているという方は、色んな方法を試したうえで一度病院に行って相談するというのも一つの選択肢かもしれませんね。