18 Oct 2017
10月18日「ヒルナンデス!」はこれからの時期のお悩みである「冷え性」対策の特集。
万病を招くともいわれる、実はおそろしい「冷え性」。
意外と自覚症状のない「隠れ冷え性」も多いそうなので簡単なチェック項目と冷え性に効果のある簡単にできる入浴法を伝授します。
おしえてくださるのは石原クリニックの石原新奈副院長。
テレビでよくおみかけしますね。
冷え性簡単チェック
万病のもとともいわれる冷え性は、肩こり・頭痛・下痢・便秘などを引き起こすもととなっている可能性があるそう。
冷え性簡単チェック
☑いつも手足が冷たい
☑熱いお風呂が苦手
☑汗っかきだ
この中で一つでも当てはまる項目があった人は冷え性の可能性アリ!
汗っかきというと体温が高い人を連想しますが、体温調節のために出る汗が常に出ている人は「体の中に余計な水分が多い」ので水で冷えているんだそう。
冷え性を改善するお風呂の入り方
冷え性を改善するには「半身浴」が良いとよくききます。
しかし長く入浴するので時間もかかるし面倒と感じる方もいらっしゃるので、半身浴と同じくらい効果のある入浴法をご紹介します。
手首入浴法
手には内臓に繋がるツボがたくさんあり、手を温めることで内臓を活性化。
内臓が活性化することで血行が良くなり体が温まりまるという仕組み。
【手首入浴法】
①42℃程度の熱めのお湯に、手首まで10~15分浸ける
②ぬるくなったら差し湯をして温度を調整
(温度が低くならにように調節する)
※お湯の中に塩を入れるとより体が温まる
塩を入れると肌の皮脂とくっついて皮ふの表面をコーティング、保温効果が高まります。
保温効果は長続きするので、洗い流さないことをおススメします。
この手首入浴法で血行がよくなり、首や肩こりなどの上半身の症状が良くなるケースもあるそう。
3・3・3入浴法
長くお風呂につかってられない方におススメなのがこの入浴法。
【3・3・3入浴法】
①42℃程度の熱めのお湯に肩まで浸かる(3分)
②お湯からあがって体を洗う(3分)
③再びお湯に入る(3分)
④お湯からあがり髪を洗う(3分)
⑤再びお湯に入る(3分)
⑥温まったところでお湯からあがる(3分)
お湯に入っている時間とお湯から出ている時間をワンセットにして3回行っているので「3・3・3入浴法」。
全身がお風呂に浸かると水圧が約500kgかかるそうで、それによって毛細血管が縮み心臓が活発化、そして新陳代謝がアップするという仕組み。
長く入ると体に負担がかかるので、冷え性対策には3分で十分だそう。
(高齢の方と高血圧の方は医師と相談して行ってください。気分のすぐれない方は入浴を避けましょうとのことでした。)
この入浴法だとたくさん汗が出るので、お風呂上りには水分補給を忘れないようにしましょう。
(ここで冷たい飲み物を飲んでしまうとせっかく温めた体を冷やすことになるのでご注意を!)
そして出て来た汗で体温調節をするので、すぐに寝間着に着替えてしまうのはNG。
汗ばんだ状態で湯冷めしてしまいます。
できればバスローブなどで適度に汗を吸収させるのがおススメ。
保湿の面でも肌の湿度を保ち乾燥から守ってくれます。
洗面器入浴法
冬場の半身浴はお湯が少ないのですぐにぬるくなってしまい長時間入るとかえって寒くなることが。
お湯の量を増やすことでこの問題を解決します。
【洗面器入浴法】
①お風呂に全身浴ができる湯量をはる
(お湯の量が多いのでお湯が冷めにくい)
②洗面器をひっくり返して湯船に沈める
③その上に座って半身浴する
半身浴ではみぞおち辺りまでしかお湯に浸からないので心臓や肺に負担が少なくなり長く浸かれるというメリットがあります。
ただ冬場は肩が出ているために冷えてしまうので、肩に乾いたバスタオルをかけると保温効果があり冷えにくくなります。
これからいよいよ寒い季節到来。
冷え性に悩む女性は多いですが、意外と男性にも密かに悩む方が多いんだそう。
しかも「隠れ冷え性」とかがあるなんてビックリですね。
3つの入浴法が紹介されましたが、手首入浴法とかは簡単にできそうなので試してみやすいですね。
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