18 Mar 2017
3月17日「その原因、Xにあり」では入浴で20歳若返る方法を特集していました。
その入浴法とは『HSP入浴法』。
HSP=ヒートショックプロテインという若返り物質を増やすことで、血管の老化を防ぎ、美肌・肝機能アップ・疲労回復・認知症予防などの効果が期待できるんだそう。
毎日やらなくても週2回でよいというこの入浴法、いつものお風呂を少しかえるだけで簡単に実践できそうなので今日からでもチャレンジしてみたいですね。
老化の原因とは
番組では同じ歳の女性で肌年齢を測定。
その結果、肌年齢が高い人は血管年齢も高いことが判明。
つまり血管が老化していくことで、肌年齢が上がりシミやシワが増えていく原因になっているということがわかりました。
血管とは全身の細胞に酸素と栄養を届ける”道路”のような役割。
その道路がキチンと整備されていないと酸素や栄養といった”車”が流れていかず、全身の細胞が衰えてしまいます。
《血管の老化チェック》
・人差し指の爪を指で強めに5秒間圧迫
⇨パッと離したとき、爪の色が戻るまでに2秒以上かかったら要注意!
血管が老化する原因とは
高コレステロールの高い食事や高血圧などで血管の壁が傷つけられると、血管は弾力を失いカチカチに。
これが「動脈硬化」と呼ばれる血管の老化。
しかし人間の体内には血管の老化に対抗するスーパー物質の存在が!
老化に対抗するスーパー物質
HSP(ヒートショックプロテイン)
教えて下さるのはスーパー物質研究の第1人者、修文大学健康栄養学部教授・伊藤要子先生。
血管の老化に対抗できるスーパー物質。
それはHSP=Heat Shock Protein(ヒートショックプロテイン)。
傷ついた細胞を修復するタンパク質です。
HSPは若返りが期待できる夢のような物質ですが、年齢とともに減っていってしまいます。
20歳までに急速に減り、60歳を境にまた急激に減ってしまいます。
昔よりキズが治りかったり疲れやすいのは、HSPが減少しているからかも。
なので老化をストップするには、HSPを増やし傷ついた血管を修復することがカギとなってきます。
HSPを増やす方法とは
HSPは熱の刺激で増えていきます。
血管に熱のストレスが加わると、それに対抗するために体内にHSPが作られるという仕組み。
HSPが作られると、傷ついた全身の血管を修復
⇨酸素や栄養が届きやすくなって、全身の細胞が活性化
⇨その結果
・美肌
・肝機能アップ
・疲労回復
・認知症予防
という効果が期待できます。
《HSP入浴法》
お風呂の熱で体温を約2℃上げ、その熱を保温する入浴法です。
①舌下で体温を測定
お風呂に入っていない状態のまま、舌で体温を測ります。
②入浴前に水分を補給
汗をたくさんかくので、入浴前にしっかりと水分を補給しておきます。
③お湯の温度は41℃
温度計などで測定してください。
④炭酸の入浴剤を入れる
炭酸の入浴剤には血管拡張効果があり、身体が温まりやすいんだそう。
入浴時間はおよそ15分。
しっかり肩までつかります。
この時お風呂のフタを閉め、顔だけ出して入浴するとお湯が冷めず効率よく身体を温めることができます。
●体温を上げる目安は約2℃
はじめは上がりづらいかもしれませんが、その時はムリをせず徐々に体温の上りやすい体質にかえていきましょう。
⑤暖かい服を着て、10分保温する
ここが重要なポイント。
入浴後に保温し体内に熱をこもらせることで、全身の細胞にHSPが増加することができます。
温かい飲み物を飲んで水分補給しながら、全身を冷やさないようにすることが大事です。
●週2回でOK。
毎日行うと身体が慣れてきて効果が減ってしまうんだそう。
間隔をあけて週2回行うのがよいとのこと。
他の日はぬるめのお湯かシャワーなどで。
入浴の2日後にHSPが増えるので、旅行や運動するなどの疲れたくない大切な日の2日前に行うのがよいそう。
この入浴法をシミなどでお悩みの女優・北原佐和子さん(52歳)と一般女性2名が3週間試した結果、全員にHSPの増加が!
血管年齢も大幅に若くなっていました。
北原さんは60歳だった血管年齢が、なんと20歳若い40歳に!
実年齢64歳の女性は55歳だった血管年齢が、これまたビックリの25歳以下に!
肌コンディションでお悩みだった北原さんは肌のキメが60歳と測定されていましたが、なんと38歳に若返り。
これはスゴイですね。
ヒートショックプロテインが増えることでいろんな若返りが期待できるようですね。
入浴剤を使ったり保温をしっかりするだけで若返りが叶うなら、積極的にレッツチャレンジです(^O^)/
番組公式サイトはコチラ→その原因、Xにあり