8 Sep 2017
９月７日「得する人損する人」は特損ヒーローズ・サイゲン大介さんのコンビニ食材バトルシリーズ。
今回対戦するのは往年の名番組「料理の鉄人」に出演、中華の鉄人・陳健一さんに勝利した女性・加賀田シェフ。
コンビニの人気商品サラダチキンと肉じゃがを使い「チキンdeビーフシチュー」を作ります。
野菜ジュースや缶詰、キャラメルなどを使うことでビーフシチューのデミグラスソース作りを時短。
さらに余った食材で超簡単にできる「冷製ガスパッチョスープ」の作り方も伝授してくださいます。
加賀田シェフのお店「Bistroあおい」の看板メニュー・ビーフシチューはA5ランクの和牛などを使用しているので２８１０円。
それをコンビニ食材でできる限り再現します。
加賀田シェフ流
チキンdeビーフシチューの作り方
●材料 ２人前
肉じゃが １袋
サラダチキン １つ
コンビーフ 1/4缶
キャラメル １個
サンドイッチ（ベーコンレタス）
（パン２枚とベーコンを使用）
赤ワイン（ミニボトル）２５0ml
野菜ジュース １００ml
ニンニクチューブ 小さじ１
バター １０g
塩 少々
パセリ（乾燥） 少々
コーヒーフレッシュ １個
1⃣フライパンに赤ワインを入れる
⇨ニンニクチューブを加える
⇨コンビーフを加える
コンビーフで肉のうま味を再現。
ビーフシチューは脂も重要なので、コンビーフで脂も補っていきます。
2⃣1⃣のフライパンに
・肉じゃがのじゃがいも
・半分に切ったサラダチキン
を加え、煮詰める
煮詰めてうま味を凝縮させます。
3⃣ミキサーに
・残りの肉じゃが
・野菜ジュース
を入れ、撹拌する
（約１分３０秒ほど）
肉じゃがと野菜ジュースで野菜の複雑な甘みを再現。
これでデミグラスソースの香味野菜を煮込むという工程が時短できます。
4⃣2⃣のフライパンに3⃣を入れる
⇨３０秒ほどかき混ぜる
5⃣ミキサーに水を加えて、再度加える
（水を入れて濃度を調整）
（濃度はお好みで）
⇨火を止めてザルでこす
水を入れることでソースの濃度を調整し、ミキサーにに残っている液体を全部入れることができ、ミキサーもキレイになります。
ソースをザルでこすことで格段に滑らかな食感になるんだそう。
6⃣フライパンにソースを戻し入れる
⇨キャラメルを加え、混ぜながら溶かす
キャラメルはシェフいわく「香ばしめのお砂糖」。
煮物にもミートソースにも使えるんだそう。
4時間かけてビーフシチューの苦味と甘みを出すところを、キャラメル一粒入れることで１分足らずで再現し時短できます。
7⃣ひと煮立ちしたら、肉を器に盛り付ける
⇨残りのソースに
・冷たいバター
・塩
を入れて混ぜ合わせる
⇨器にソースも盛り付ける
冷たいバターを溶かし入れるのはフランス料理の鉄則「バターモンテ」という技法。
ソースのつやとコクをアップします。
このデミグラスソースはオムライスやハンバーグなどにも応用可能。
8⃣サンドイッチのパンとベーコンを取り出す
⇨トースターで焼く
（付け合わせ用）
パンは三角に切って焼くと付け合わせがオシャレにみえます。
8⃣残ったコンビーフをクネルする
（スプーン２本を使いつみれのように成形する）
⇨器に付け合わせとして盛り付ける
⇨コーヒーフレッシュをソースにまわしかける
調理時間１５分。
かかった費用は１人前２７６円。
サラダチキンと牛肉は繊維の走り方が同じなので、食べたときの食感が牛肉の塊っぽくなるんだそう。
試食した方も「ホントに牛肉」と感嘆の声が。
主婦からの点数は９１点で惜しくもサイゲン大介さんに１点負けという結果に。
やはり主婦目線だとザルでこすなどの作業がめんどくさいということで、簡単な作業工程だったサイゲンさんに軍配が上がったようです。
でも見た目もすごい豪華でとっても美味しそうでした。
時短のことなどを考えてもぜひチャレンジしてみたいですね。
そして加賀田シェフは残った食材で冷製ガスパッチョスープの作り方まで披露してくださいました。
冷製ガスパッチョスープの作り方
●材料 ２人前
残りのサンドイッチ
野菜ジュース ２５０ml
オリーブオイル 大さじ３
ニンニクチューブ 大さじ１
タバスコ 適量
塩 ひとつまみ
パセリ（乾燥） 少々
1⃣サンドイッチのゆで卵を適当に刻む
2⃣ミキサーに
・残りのサンドイッチ
・野菜ジュース
・タバスコ
・ニンニクチューブ
を入れて撹拌する
3⃣ミキサーをいったん止めて
・塩
・オリーブオイル
を加え、軽く撹拌する
4⃣器に注ぎ、オリーブオイルを一周まわしかける
⇨1⃣のゆで卵をのせる
⇨パセリをちらす
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