24 Jul 2016
7月24日「この差って何ですか?」で睡眠で疲れがとれている人ととれていない人の差を検証していました。
その違いは寝る時の体勢。仰向けを横向きに変えるだけで驚きの結果が!
そして気持ち良く目覚めるための画期的な目覚まし時計の存在も。
「眠り」は人間にとって欠かせないもの。質の良い睡眠と目覚めを良くする方法を学んで爽やかな朝を迎えてみませんか。
寝ても疲れがとれない原因は?
その原因は「イビキ」。
「イビキ」とは、仰向けで寝ている際に重力でゆるんでしまった首の筋肉や脂肪が気道を狭くすることによって起こる現象。
先生によると人は眠っている時に呼吸を4000回くらい行いますが、イビキをかくということは細いストローで4000回風船を膨らましているのと同じ状態になるそうで、睡眠時に運動しているのと一緒で自律神経の疲れもとれず結果的に寝ても疲れがとれないということになるんだそうです。
なのでイビキを解消することが疲れをとる、質の良い睡眠に繋がるんだそう。
疲れをとる体勢は「横向き」
先生によりますと一番疲れをとる体勢は「横向き」とのこと。
番組では「仰向け」と「横向き」でどれくらい疲労度に差が出るのか検証するために、ふだんイビキで悩んでいる20代~40代の男性5人で実験してみました。みなさんすごいイビキ(笑)
指先から自律神経のバランスを測ることで疲労度がわかる「疲労ストレス測定システム」という機械で計測しましたが、基準値が2.0を超えると疲労度が高いんだそうで、5人に寝る前と起きた後でどれくらい差がでるのか実験してもらいました。
*仰向けの場合
腰にウエストポーチをつけ仰向けでしか眠れない状態にして6時間睡眠をとって計測した結果、全員が1時間以上イビキをかいていてなんと5人全員の疲労度が上がっているという驚きの結果に!
中には基準値の2.0を大きく超える6.1という数値を出した男性も!
なんのために眠るんだかわかんないですね。
*横向きの場合
お次はウエストポーチを前後にまいて横向きでしか眠れない状態にして実験。
すると驚いたことにイビキをかく時間が激減!
1人が42分だった以外はみんな30分以下。
中には全くイビキをかかない男性も。
そして疲労度を測ると全員が下がっているという結果に。
仰向けの時と全然違っていました。
これの結果から横向きの方がイビキをかかず疲れがとれるということが実証されました。
ふだん仰向けに寝る人はどうしたらいいの?
☑ウエストポーチを腰の前後にまく
こうするとウエストポーチが邪魔で仰向けには寝れなくなります。
ウソのような方法ですが実験結果をみると試してみる価値はありそうですね。
*軽いイビキの方なら背中の方だけまくだけでもOK.
㌽:体の右側を下にして寝るのがベスト
胃の向きが関係していて、出口が下になり食べた物がスムーズに流れるので消化・便通が良くなりその結果睡眠の質も良くなるんだそうです。
目覚めを悪くする原因は「目覚まし時計の音」?
Ⓠ:土田晃之さん「右を下にする横向き寝でイビキもかかないけれど目覚めが悪い時があるのはなぜ?」
⇓
Ⓐ:先生「目覚まし時計の音で起きると驚いて起きるので血圧・心拍が上がり、音により緊急事態が起きたと慌てるので熟睡感が大きく違う」
🌞朝一番良い起き方は光で起きること
光をまぶたで感じることで睡眠が徐々に浅くなっていくので緩やかに覚醒できるそうで血圧・心拍も上がることなくゆっくりと目覚めることができるんだそうです。
この徐々に目覚めるというのが熟睡感をもたらしてくれるんでしょうね。わかる気がします。
☝光の目覚まし時計で目覚めスッキリ!
光で起きることが理想的というのはわかりますが、光を感じるためとはいえカーテンを開けっ放しで寝るわけにもいきませんよね?
そんな時は徐々に明るくなる「光の目覚まし時計」というのがあるとのこと。
朝日のような明るい光を受けることで生体リズムが整い、朝スッキリとした目覚めることができるんだそう。
これぞ理想的ですね。
睡眠でお悩みの方も多い昨今。
寝ても寝ても疲れがとれない方や熟睡感が欲しい方、朝起きるのがツラい方は試してみるのもいいと思います。
健康も楽しい気持ちもハリのある生活も良い睡眠があってこそです。
公式サイトはコチラ→この差って何ですか?