1 May 2017
5月1日「あさイチ」は今が旬の「桜えび」のいろんな使い方をご紹介。
桜えびを粉末にして塩やオリーブオイル、マヨネーズと混ぜると万能調味料になるだけでなく、なんと料亭で食べるような高級なお味に大変身!
しかも桜エビに含まれる「アスタキサンチン」は抗酸化作用が強くて美容にとっても良いので、いろんな意味で大注目食材です。
桜えび万能調味料の作り方
【基本:干し桜えびの粉の作り方】
❶フライパンで干し桜えび(50g)を3分ほどから煎りする
(油は敷かない)
❷冷ましてから、ポリ袋などに入れる
❸手で細かく砕く
玉子焼き(卵4個につき大さじ2の割合で)や野菜炒め・焼きそばに使うと高級料亭で食べるような味にグレードアップ!
※炒めもので使う場合は焦げるのを防ぐため、仕上げにふりかけると上手にできるとのこと。
📌桜えび塩
桜えびの粉と塩を1:1の分量で混ぜる
天ぷらにかけたり、おにぎりを握るときに使うとふだんとは違う一品に!
炒めものにも使えます。
この場合フードプロセッサーなのどにかけると、一層細かくなって使いやすいです。
📌桜えびオリーブオイル
●材料
干し桜えびの粉 5g
オリーブオイル 大さじ4
ラー油 小さじ1
❶材料を全部混ぜる
⇨30分ほどおいてなじませる
ラー油にはスパイスが多く含まれているので、桜えびにプラスすると味に奥行きが出ます。
冷奴にかけたり、そうめんのつゆに混ぜたり応用可能。
ラー油の代わりに刻みパセリ(小さじ1)を加えるとサラダのドレッシングに。
ラー油の代わりに青のり(小さじ1)を加えるとほうれん草などのあえものに合います。
📌桜えびマヨネーズ
●材料
干し桜えびの粉 5g
マヨネーズ 大さじ1と1/2
❶材料を全部混ぜる
⇨30分ほどおいて香りをなじませる
ポテトサラダに使ったりトースト・焼きおにぎりなどに。
桜えびを使ったレシピ
こちらは桜えびの産地:静岡県駿河湾の由比地区で作られる、地元ならではのぜいたくメニューです。
生の桜えびは「海のルビー」と呼ばれているそう。
📌桜えびコロッケ
●材料 4人前
たまねぎ 300g
砂糖 大さじ1
みそ 大さじ2
じゃがいも 800g
マヨネーズ 70g
黒こしょう・塩 各少々
桜えび(釜揚げ) 150g
小麦粉・溶き卵・パン粉 適量
揚げ油 適量
1⃣たまねぎをみじん切りにする
⇨フライパンに油を敷きたまねぎを炒める
⇨砂糖を加える
⇨みそを加える
⇨みそがなじんだら、火を止める
2⃣じゃがいもは茹でて、潰しておく
⇨1⃣を加える
⇨マヨネーズを加える
⇨黒こしょう・塩を加える
⇨よく混ぜる
3⃣2⃣に桜えびを加える
⇨軽く混ぜたら、食べやすい大きさに丸める
(番組では小判型じゃなくて、ボール状でした)
4⃣小麦粉・溶き卵・パン粉の順で衣をつける
⇨180℃の油でキツネ色になるまで揚げる
桜えびで十分美味しいのでソースがつけないで召し上がってくださいとのことでした。
📌桜えびギョーザ
●材料 4人前
ニンニク(チューブ) 小さじ2
しょうが 25g
キャベツ 300g
オイスターソース 小さじ2
中華の素 小さじ2
桜えび(釜揚げ) 100g
ごま油 少々
ギョーザの皮 適量
1⃣フライパンにサラダ油を敷く
⇨ニンニクとしょうが(みじん切り)を炒める
⇨キャベツ(みじん切り)を加えて炒める
⇨オイスターソースと中華の素を加える
2⃣1⃣に桜えびとごま油を加え混ぜる
桜えびがメインになるので、お肉は入れません。
3⃣ギョーザの皮で2⃣の餡を包む
⇨サラダ油を敷いたフライパンで焼く
※干し桜えびを使う場合は、水で10~20分ほど戻してから使う
桜えびの香りを楽しむためには、揚げたり焼いたりする前に具材に下味をしっかりつけておくのがポイント。
最後にしょうゆやソースを足してしまうと、桜えびの香りが負けてしまうため。
グッチ裕三流 桜えび激ウマレシピ
📌桜えびのもや酢炒め
●材料 4人前
ニンニク 2かけ
菜種油(ない場合はサラダ油で可)大さじ2
赤唐辛子 2本
桜えび(釜揚げ) 15g
もやし 250g
塩・こしょう 少々
すし酢 大さじ2
1⃣ニンニクは粗みじんにする
⇨フライパンにニンニクと菜種油を入れる
⇨弱火でニンニクの3分ほど炒める
ニンニクの香りが出るまで。焦がすのは厳禁。
2⃣赤唐辛子と桜えびを入れる
⇨1分ほど炒める
ニンニクを入れると焦げてしまうので、後に入れます。
香りが強い順に炒めるのがポイント。
3⃣もやしに熱湯をかけ、湯通しする
もやしに熱を通しておくことで時短に。
失敗するリスクも減ります(笑)
4⃣2⃣のフライパンに3⃣のもやしを加え炒める(強火)
⇨こしょう・塩・すし酢を加えて炒める
すし酢で酸味・甘味・うま味をプラス。
米酢は穀物酢を使う場合は、ちょっと酸味がきついので砂糖を少し加えるとよいそうです。
📌桜えびの炊き込みご飯
フライパンで作るのでおこげができますよ。
●材料 4人前
といだ米 3合
水 650ml
昆布茶 大さじ1
桜えび(素干し) 20g
菜種油 小さじ2
針しょうが 少々
大葉・白ごま 適量
1⃣フライパンに米を入れ、水を注ぐ
⇨20分おく
2⃣昆布茶・桜えび・菜種油を加える
⇨フタをして沸騰するまでは強火で
⇨沸騰したら、中火にして10分加熱する
昆布茶でうま味・塩分をプラス。
菜種油を入れることでツヤが出ます。
菜種油があるだけで出来上がりが格段に違うそう。
(ない場合はサラダ油でもOK)
3⃣10分たったら、強火にしておこげを作る
⇨10分蒸らす
グッチさんいわく、おこげは「フライパンからチリチリ音(爆ぜる)が聞こえる」「桜えびのちょっと焦げた香りがする」のが目安なんだそう。
4⃣針しょうがを加えて混ぜる
(針しょうがはしょうがの細い千切り)
⇨器に盛り付け
・ちぎった大葉
・白ごま
をちらす
📌即席桜えびスープ
●材料
干し桜えび 4g
焼きのり 少々
薄口しょうゆ 小さじ1
細ねぎ 少々
ごま油 小さじ1/2
和風ダシ 小さじ1
1⃣器にねぎ以外を全部入れる
⇨熱湯を加える
⇨最後にねぎをちらす
グッチさんは素麺を入れたりするそう。
確かに桜えびってお好み焼きとかしか使わないしと思ってましたが、桜えびの万能調味料はいいですね。
血圧を気にして減塩を心掛けている身内におしえてあげようと思います。