20 Oct 2016
10月18日「この差って何ですか?」では穴が開いている硬貨とそうでない硬貨の差という話題から、同じ硬貨なのにその価値が何倍にも跳ね上がる「プレミア硬貨」「プレミア紙幣」の見分け方を紹介していました。
ふだん何の気なしにお財布からだしているお金ですが、ちょっと気を付けて見てみるとお宝硬貨や高額紙幣に出会えるかもしれませんよ。
プレミア硬貨
🚩平成13年の100円玉
100円が3倍の300円の価値になります。
🚩昭和33年の10円玉
10円が10倍の100円の価値になります。
いわゆる「ギザ10(じゅう)」と呼ばれるものですね。
ウチの地方の話ですが、今の小さいお子さんの間では「持っていると願いが叶う」アイテムとして人気があるそうですよ。
🚩昭和62年の50円玉
50円がなんと80倍の4000円の価値になります。
🚩平成22・23・24・25年の5円玉
5円がなんと400倍の2000円の価値になります。
最近のですよね。
とりあえずキレイな5円玉は確保しておきましょう(笑)
プレミア紙幣
紙幣には製造年が入ってないので、紙幣の右下に入っている「製造番号」をみます。
この部分ですね。
製造番号はアルファベットの間に6桁の数字が並んでいます。
このアルファベットもしくは数字で価値が決まるそうです。
アルファベットの場合は左側が一文字だけのものになります。
なので上の1000円札は問題外ですね( ;∀;)
🚩アルファベットが左右とも「A」または「Z」の1000円札
1000円が2倍の2000円の価値になります。
中の数字は関係ありません。
🚩数字が「000001」
1000円が10倍の10000円に!!
こちらはアルファベットは関係ありません。
🚩数字がすべて「1」「7」「8」のゾロ目
これはなんと1000円が30倍の30000円の価値に!!!
ちなみに「2」「3」「4」「5」「6」は人気の点で若干落ちて半額の15000円になるそう。
それでもスゴイですけどね。
…「0」「9」とかはないんでしょうか?
穴のあいている硬貨とあいていない硬貨の差とは?
銀座コインのコイン鑑定士・竹内俊夫さんがおしえてくださいました。→銀座コイン
☑5円玉の場合
➡原料を節約するため。
昭和23年に発行された5円玉には穴があいていません。
昭和24年は猛烈なインフレで物価が高騰し硬貨を大量に発行しなければならなくなったため、政府は5円玉に穴をあけて原料を節約したそうです。
☑50円玉の場合
➡100円玉と区別するため。
同じような時期に100円玉も発行されましたが、ビジュアルが似ていてまぎらわしかったため昭和34年に穴のあいた50円玉が発行されたそうです。
お金トレビアですね。
毎日使っているお金ですが、その金額以上の価値ってあんまり考えたことありませんでした。
これからは支払いの時に1回ちょっと見てみるというクセがつきそうです(笑)
番組公式サイトはコチラ→この差って何ですか?