21 Dec 2017
12月21日「あさイチ」はまつげの老化の特集。
最近まつげが少なくなった・抜ける切れる・ボリュームがなくなったなどでお悩みのかた、もしかしたらまつげが老化しているのかもしれません。
しかも若い頃からマスカラ・つけまつげ・エクステ・まつ毛パーマ・ビューラーで引っ張るなど、メイクで頑張ってきた人ほど老化が進んでいるおそれが!
今回はまつげを育てる正しいお手入れの仕方を美容のプロがご紹介。
専用クレンジングを使ったメイクの落とし方や美容液の正しい付け方などプロならではのテクニックを伝授します。
本当にまつげは老化するの?
スカルプDなどの薬用シャンプーや育毛剤で知られる「アンファー株式会社」の調べによると、まつげの長さの平均値は20代に比べ50代は0.64mm短くなっていて、ボリュームも20代に比べると50代は量が1割減っているんだそう。
アンチエイジングに詳しい医師によると、まつげの老化とは「まつげが生えている皮ふの土台が老化」することなんだそう。
まつげは髪の毛と違い生えかわりが早いので、土台である皮ふのコンディションに影響を受けやすいとのこと。
若いときは皮ふの中で毛を作る細胞が活発に分裂するので太く長い毛が育ちますが、歳をとると細胞の働きも低下、短く細い毛しか生えなくなってしまいます。
なのでまつ毛の生えている土台が老化することで
・細くなる
・短くなる
・まばらになる
ということになってしまいます。
この老化は気を付けなければ進んでいく一方なので、40歳を過ぎたころから「まつげ」に対する気配りをしなくてはいけません。
アイメイクもまつげにダメージを与えている?
メイクで一番時間をかけるのが「アイメイク」という方も多いのではないでしょうか。
このアイメイクもまつげにとっては大ダメージを与えているんだそう。
例えば「引っ張る力」の
・ビューラー
・まつげエクステの重さ
・まつげパーマ
などはまつげの毛根に大きな負担を与えています。
この負担をなくすには「やらない」という方法しかないそう。
そして「皮膚へのダメージ」として
・つけまつげののり
・まつげエクステののり
・まつげパーマの薬
などは、今あるまつげだけでなく、将来生えてくるまつげにも重大な影響を与えてかねません。
この皮ふへのダメージを回避する方法は「1ヶ月休む」ということ。
だいぶ顔の印象が変わってしまいますが、将来のためにも勇気をもって1ヶ月休むことが必要なんだとか。
このようにまつげに対する特効薬はないというのが現状。
しかし毎日のお手入れを気を付けることでだいぶ解消されるとのこと。
どのようなお手入れをしていけばいいのでしょうか?
まつげを育てるお手入れ方法
おしえてくださるのは美容のスペシャリスト・角谷智恵さん。
まつげを育てるための基本①
クレンジング
マスカラやシャドウやアイライン、ファンデーションなどのメイクが残っていると、まつげの育成の負担になるとのこと。
なのでまずは清潔に保つというのがポイントになります。
正しいメイクの落とし方は「目元専用のクレンジング(リムーバー)を使う」こと。
【正しいクレンジング方法】
①コットンに専用のクレンジング剤を含ませる
②コットンを中指と薬指の腹にのせる
③目の丸みに合わせて軽くのせ、マスカラにクレンジング剤を含ませる
④メイクがなじんだらまつげの先端にむかってすべらせる
(くれぐれもまつげをひっぱらないように)
⑤これを何度か繰り返す
⑥目のきわはコットンを四つ折りにして優しくふき取る
⑦下まぶたも同様にしてふき取る
番組で角谷さんが使用していたのがコレ。
資生堂 パーフェクトリムーバー アイ&リップ 120ml
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このような目元専用リムーバーを使って力を入れずに優しく、そしてしっかりとメイクを落としきるのが大事なんですね。
まつげを育てる基本②
栄養を与える
最近よくある「まつげ用美容液」。
ハリやコシを与えたり保湿したりといろんなタイプがありますよね。
でも一番大事なのは「美容液をつける場所」。
マスカラのようにまつげだけにつけるのではなく、「まつげの根元」にきちんとついていることが大事になります。
【美容液をつけるポイント】
●まつげの上から毛と毛の間を埋めるようにぬる
●下からはまつでの根元をすくい上げるようにぬる
●朝晩の洗顔後など、まつげと皮膚が清潔な状態のときに行う
美容液のタイプもチップやマスカラタイプなどいろいろですが、どのタイプでも塗り方は一緒。
※敏感な部分なのでパッチテスト(目尻に少しつけ、1~2日経っても赤みやかゆみがでないかテストする)を必ず行ってくださいとのことでした。
なにもしないと老化は進む一方。
毎日のクレンジングや美容液でひと手間かけることで老化予防になるなら続けたいですね。
番組公式サイトはコチラ→あさイチ