27 Sep 2017
9月26日「名医とつながる!たけしの家庭の医学」は内臓脂肪を減少させる方法の特集がありました。
内臓脂肪を減らすには運動が欠かせないのですが、なんと食べるだけで運動したのと同じような効果のある食材があることがわかりました。
その食材は「ぎばさ」という海藻。
「ぎばさ」とはどんな海藻なのか、どんな食べ方が効果的なのかご紹介します。
内臓脂肪を減らすには?
誰でも聞いたことのある「内臓脂肪」。
臓器にべったりとついた脂肪のことですが、暴飲暴食・運動不足・加齢による代謝の衰えなどで年々増えていく傾向にあります。
内臓脂肪が増えていくと高血圧・高血糖を誘発、その結果動脈硬化や心筋梗塞などの命にかかわる病気になる可能性が非常に高くなってしまいます。
この内臓脂肪の恐ろしいところは見た目に太っている人だけでなく、スリムに見える人にも実は「隠れメタボ」で内臓に脂肪がべっとりなんてこともあるのでどんな人でも「万病のもと=内臓脂肪」を減らす努力が必要となってきます。
内臓脂肪を減らすには一般的に食事制限や運動することが一番と言われていますが、最近の研究でワカメや昆布などの「海藻」が内臓脂肪を減少させる効果があるということがわかってきました。
運動しなくても同じ効果があるというのだからスゴイですね。
ただ「ぎばさ」という海藻、一般的にはあまり知られていません。
いったいどんな海藻なんでしょうか?
内臓脂肪を減らす海藻「ぎばさ」とは?
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ぎばさとは「アカモク」という海藻のこと。
一般的にはアカモクと呼ばれていますが、秋田などでは昔から「ギバサ」と呼んでよく食べられているそう。
このぎばさに含まれる「フコキサンチン」が内臓脂肪を減少させる成分。
フコキサンチンを摂るとため込んだ内臓脂肪に作用、運動をしたのと同じようにどんどん脂肪を燃やしてくれるのだそう。
このフコキサンチン、わかめや昆布などの海藻にもある程度は含まれていますが、アカモクには約2倍の量が含まれるとのこと。
ロシア自然科学アカデミーの研究では、体重が90kgを超えるロシア人女性55人にフコキサンチンを16週間摂取してもらった結果、体重が平均で約7kg減少、内臓脂肪を含む脂肪の量も約11%も低下したんだそう。
この健康効果が近年話題となり、生産量が増加。
最近ではスーパーフードとして注目を集めはじめ、メディアなどでも多くとりあげられるようになってきました。
アカモクの効果的な食べ方とは
アカモクの旬は3月から5月。
その時期以外は収穫できないそうで、収穫したアカモクを冷凍保存され少しずつ加工しながら年間出荷されます。
まずアカモクを湯通しし細かく刻むことで、アカモクの特徴である独特の粘り気がでます。
家庭でも湯通ししたアカモクを包丁で叩いて細かく刻むことで、栄養素の吸収率もアップするんだそう。
よく刻んでネバネバにすることが効果的かつ美味しく食べるコツのようです。
ギバサをよく食べる秋田の家庭では
●めんつゆを加えてネギとともにご飯にのせて食べる
●うどんに入れる
●冷や奴にのせる
●まぐろに山かけのようにのせる
●他のネバネバ食材と一緒に食べる
●味噌汁に入れる
などバリエーションを楽しんでらっしゃいました。
まとめ
アカモクをギバサと呼んでよく食べている秋田の方々をみると、内臓脂肪が増える高齢の方にメタボがあまりいないという結果も出ていました。
加齢による代謝の衰えも内臓脂肪が増える原因なので積極的に食べていきたいですね。
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