11 Jan 2018
お正月も過ぎそろそろ正月太りが気になる方も多いのではないでしょうか。
1月11日「ヒルナンデス!」ではダイエットに期待できる「ブロッコリー」の特集がありました。
ブロッコリーはダイエットにいいスーパーフードなんだそうで、その新芽・ブロッコリースプラウトとともに効果が期待されている野菜とのこと。
今回はその食べ方や食べる量などを紹介していきます。
ぽっちゃり体型を気にしている方は必見です。
おしえてくださるのはブロッコリーに詳しい内科医・左藤桂子先生(さとうヘルスクリニック院長)。
ブロッコリーの基礎知識
ブロッコリーはキャベツの仲間。
食べるのはつぼみ・枝・茎。
1個(1房)で約10g、カロリーは3㎉(生で食べた場合)。
含まれている栄養素は60種類以上で、ビューティースーパーフードマイスターのRIKACOさんにいわせると「スーパーフード」なんだそう。
美と健康に役立つ栄養素は?
●シミ予防
ビタミンC(レモンの約1.2倍)
●ドライアイ改善
βカロテン
体内でビタミンAに変化、目などの粘膜を強化する
●貧血改善
葉酸
ビタミンB12、鉄などと結びついて健康な赤血球を作る。
妊婦におすすめ。
●むくみ改善
カリウム
体の細胞液の浸透圧を維持調整する
そしてぽっちゃり体型を撃退し、ダイエットに期待されている注目の栄養素として「スルフォラファン」があります。
【スルフォラファンとは】
食物に含まれる天然の化学成分のひとつ。
老廃物の排出を促進し、体の衰えを遅らせる働きが期待できる。
ブロッコリースプラウトに多く含まれる。
カリフラワー・白菜・キャベツ・ケールなどアブラナ科の植物にも含まれてはいるが微量。
ブロッコリースプラウトとはブロッコリーの新芽。
どちらかというとカイワレっぽい感じですね。
実験としてマウスに与える高脂肪のエサにスルフォラファンを入れたところ、そうでないマウスと比べ14週間後体重の増加が約15%抑えられ、内臓脂肪の増加が約20%抑えられたという研究結果がでているんだそう。
さらにマウスの実験結果として
・脂肪が燃えやすくなった
・腸内の悪玉菌の働きを弱めた
という内容もあり、全部を合わせた結果スルフォラファンの入ったエサを食べたマウスは肥満になりにくいという結果になりました。
(現段階ではマウスに対する結果です)
食べる量と食べ方は?
【ブロッコリースプラウトを食べる量と食べ方】
3日に一度60gを生で食べる
(3日間でトータル60g食べる)
スルフォラファンは3日間持続するので食べるのは3日に一度でOK。
60gを一気に食べる必要はなく小分けにして食べても大丈夫なんだそう。
ただ「よく噛んで食べる」のが大事。
よく噛むことで消化液と混ざって吸収効果がアップするとのこと。
飽きがこなければ1日20gを食べるのでもよいそう。
熱を加えても大丈夫ですが、お湯などに成分が溶けて出るのでその場合は汁まで飲むことが肝心です。
ブロッコリースプラウトはスーパーでもカイワレなどと一緒においてありますよね。
カイワレに比べると少し値がはりますが、ダイエットにも美容にもいいのなら積極的に食べたいです。
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