16 Jun 2016
ドラマ「セカムズ」こと「世界一難しい恋」も第10話となり最終話を迎えました。
今回もあらすじを含むネタバレ的感想を書かせていただきます。
深夜のテンションで書いていますので誤字脱字も多い拙い文章ですがよろしければご覧ください。
前回は初の抱擁で終わった2人
場面はかわりまして鮫島ホテルズ社長室。
ちゃんとまねき猫います。
幸せの象徴ですね。
セカムズは毎回誰かのモノローグというか脳内ナレーションで物語が進みます。
今回は最終回ということで満を持しての主役・鮫島零治登場…かと思いきや、まさかの自作ナレーション(笑)
スタッフさんひねってきてます。あー面白い。
「一歩ずつみささんに近づいたあの勇気、
そしてなんの確認もせずに抱き寄せたあの力強さ、
もししぬ前に走馬燈の中でレースが繰り広げられるとしたら1着でゴールするであろう最高の瞬間だった!」
メダカの水槽に頬よせながらの自画自賛。
さすが鮫島社長。素晴らしいナレーションです。
抱擁しただけかと舞子に聞かれて
「当たり前だろ。
穢れ切ったこの日本で純愛を守る最後の砦が俺とみささんだぞ?」
誰も言ってくれないから自分で言うという零治に
「次からは私が言うようにいたします!」
と石神さん(笑) さすがです。
そして鮫島社長はご機嫌に机に腰掛けて
「おぅ!」
軽やかですねー。
抱擁の後、酔っぱらったサラリーマンが来たので2人は我に返り、お互いに向かって深々とお礼を。
ぺっこり45度じゃなくてきっかり90度になってます。
「まるで柔道のライバル同士が試合後にお互いを認め合うようなすがすがしい礼だった♡」
「さすがお2人、この日本で純愛を守る最後の砦です」
「おぅ」
石神さん素晴らしい合いの手です。
美咲が声をかけてきたのは零治がプレゼントした本が嬉しかったからだという2人。
どうやら零治はわかっていなかったようです。
その夜ベッドの正座して美咲に電話する零治。
美咲は例の本でお勉強中です。エライね。
「見せてくれないか。
君がどんな土地に夢を描いているのか知っておきたいんだ。」
零治の心からの言葉だというのが大野さんの表情でわかります。
美咲の祖父が残してくれた土地へ
車に乗って出かける2人。
4話に出て来たあのミニクーパーです。
懐かしいな。和田師匠の教え守ってるのね。
「とてもいい所だ。」
「ここに誰かと来るの初めてなんです。」
嬉しそうな零治とちょっぴり恥ずかしそうな美咲。
「入ってもいいか?」
ちゃんと了解を得てから入ろうとするとこがいいですね。
美咲の夢に土足では入らないぞという。
「お邪魔します!」
きちんと一礼をしてから入る感心な零治。
そしておもむろに草むしりを始めます。
草なんて生えてくるからいいという美咲に
「俺はみささんの夢を応援すると決めたんだ。
真っ白なキャンバスの方が夢は描きやすい。」
いいこと言うねー。その言葉に美咲も嬉しそう。
一緒に草むしりを始めます。
そして始まるしりとり大会。
3話の車の中を思い出しますね。
「気にしないでくれ」
「レ・ミゼラブル」
さすが美咲ちゃん、のってくれます。
3話の時もこれが嬉しかったんですよ(私が)
驚きながらも嬉しそうな零治
「相変わらずのしりとり偏差値だ」
なんだしりとり偏差値って。
この鮫島社長、ボキャブラリーが面白くって
「和田の脈あり判定で陽性」(4話)とか
「ダイオウイカとのツーショット」(9話)
とか人とは違う節回しなんですよね。
変わり者というよりは例え上手だと思います。
「ルミノール反応」
「ウィンストン・チャーチル」←「る」攻め
「ルクセンブルク」
「くちびる」露骨に驚く零治。
大野さんこういうお芝居はホント天才的です。
「ルービックキューブ」「武士道」
「ウコンエキス」「スマホ」
「ホッチキス」「砂場」
「梅肉エキス」
零治の「キス」攻めに笑う美咲。
「スリランカ」「カナダ」
「大英帝国」「口づけ」
「警戒態勢」「いさなみすやお」
「汚名返上」「ウルグアイ(手でハート)」
「いさなみしほ」「本音」
「寝癖」「接吻!」
そしてなんとここでキス!!!Σ(・□・;)
唇を押し付けるだけの子供のような接吻から抱擁。
そして抱きしめ返す美咲にちゃんと恋人らしいキスを。
もうぎょえーーーーーーーーって変な声が出ちゃいましたよ!
朝の番宣で大野さんがキスしますとか連発していたので、これは前フリだなと。
たぶん7話のボウルとかと再キスだなと。
上手くいってもせいぜいおでこどまりだなと軽く考えておりました朝の私に、お前は馬鹿かとぶん殴ってやりたいです( ;∀;)
いやーここでちゃんとラブきましたよ。
口を押し付けるだけ、もっと言うと口で押してるだけのうぶな「チュー」から恋人同士の「キス」へ。
開始10分もたっていないし、まだオープニングも流れていないうちに来た衝撃の展開に思わず立ち上ってしましました。
そして居ても立っても居られなくなり、動揺を鎮めるためになぜか愛猫にかつお節のおやつをあげるという謎の行動を(笑)
人間ってビックリするとどうでもいいことやっちゃうんですね。
おかげで猫、大喜び。
よかったね、大野さんにお礼言っときなさい( ;∀;)
でも海をバックにとてもキレイなキスシーンでした。
まさかセカムズで王道のシーンくるとは思わなんだ。
零治が美咲にゆっくりと顔を近づけていって…ていう間もすごく良かった。
アップじゃないのもセカムズっぽくて良かった。
4話のリベンジを果たす鮫島社長
美咲を車で送り4話の時のように忘れ物はないか後部座席も見るように勧める零治。
美咲にも「またですか?」と言われています。
そして自分は車のトランクにまわります。
トランクの中にはバラの花束が!
それも大きな花束と一輪だけの花束が2種類。
これってどういうことなんでしょうね?
どちらを贈るか迷っていたんでしょうか?
なんかそんな前フリありましたっけ?
そして美咲にお土産といって花束を渡すことに成功する零治。
見事に4話のリベンジができました。
あの時は自分のふがいなさに涙したんですもんね。
感無量です。
見事リベンジを果たした零治。
ほっと一息つきますが成功して気が抜けたんでしょうか、ワイパーは動かしちゃうわ、バックで発進しちゃうわで大わらわ。
ワイパーが動いたもんだからビックリしてフロントガラスがあるのに手で止めようとするのがかわいかったです( *´艸`)
「よく渡した!いいぞ鮫島!ほぅーーーーーっ!へっ!」
…浮かれすぎです(笑)
零治は自分のこと鮫島って言うんですね。
キノコ便りの時も言ってたような。
そしてオープニングが流れるんですが、なんとここにも先ほどのキスシーンの場面が!
8話の企画戦略室の皆さんの戦隊シリーズみたいなシーンもあって最終回だけあって豪華なオープニングでした。
いさなみ先生の絵の最後のピース発見
場面はかわって零治の自宅。
ソファに寝っ転がって嬉しそうに足を垂直に上げてますが、また90度キレイに上がってるし、足首も90度に曲がってる!
大野さん、自宅に開脚マシーン(手動)を買って股関節を広げる運動してるようですがその成果が出てますね。
体の硬い人には絶対できませんよ。
嬉しそうにいいお顔で笑う零治。
ふとソファの中に手をやるとなんとそこにはいさなみ先生の最後のピースが!
喜ぶ零治に美咲から
「今日は久しぶりにお爺ちゃんの土地に行けて嬉しかったです。
素敵なバラもありがとうございました。
いさなみしほ」とメールが。
最後のピースを埋めた絵に向かって
「しほさん、やっと戻ってきてくれたのか」
泣いている零治。
よかったね。
順調な2人は6話に出て来たあの食堂で食事したり。
美咲が通う銭湯「仲之湯」に一緒に行ったり牛乳飲んだり。
なんと美咲の家にもお邪魔しちゃいます。
落語は古今亭志ん朝さんだったんですね。
通だな。
1話と5話でもあったお風呂シーンもまた出てきました。
ごっつぁんです。
そして一緒のベッドで手をつないで寝る2人。
ものすごい進歩じゃないですか!
ここでスタンドのライトを消そうとして手が届かないという鮫島社長ちびっこギャグが(笑)
最後にまた出してくださって嬉しいです。
そして舞台は暗転…。
みなまで言うなってわけですよ。
そんな無粋なことセカムズはやりません。
人生で大事なのは想像力なんです(´-ω-`)
「村沖ーー俺は怖いよーーー」再び((笑)
出ましたこのセリフ(笑)
6話のヤツですね。
それも窓に座って足バタバタさせてます。
舞子も呆れまくりです。そりゃそうだ。
浮かれまくってなかなか仕事モードにならない零治にお説教する舞子。
「苦労のかいあってようやく恋愛という険しい山の登頂に成功したんだ。
少しくらい頂上からの眺めを楽しんだってバチはあたるまい」
今回も例え上手です。
「彼女の家で一夜を共にすることが恋愛の頂上なんですか?」
「これ以上高い場所が存在するのか?」
「私には子供がジャングルジムに登って喜んでいるようにしかみえませんが」
「お前、みささんの部屋をジャングルジム呼ばわりか」←そっち!?
「社長は今年35歳になられるんですよ。
恋愛の頂上はもっとはるか上にあると言ってるんです。」
「じゃお前が言うその恋愛の頂上とはなんだ?」
「結婚です」
結婚は別の山だと言う零治に
「低い山に登ってすっかり満足されているようでしたので(しれっと)」
「お前俺達の気高い純愛を低い山だと!?」
にっこり不敵に微笑む舞子、ドS出てます。
やいやい言っている零治の元になんとあの和田元社長が来ていると連絡が。
結婚報告に来た和田元社長
なんと和田さん、すっかりラフな格好ですが結婚の報告に来たんですね。
そしてここで予想もしていなかったまさかの展開が。
まさかの白浜部長、和田さんが好きだったという!!!
白浜部長の驚き方がすごすぎて企画戦略室の皆さんに気づかれてしまうほど。
三浦のいう完璧ななんチャラ…は当たってたんですね。
いやーこれが一番驚いた(笑)
驚きつつも白浜部長をフォローする優しい企画戦略室の皆さん、ホントにステキです( ;∀;)
来年オープンする予定の鮫島ホテルで結婚式を挙げたいという和田。
その言葉にまたもや零治の負けず根性が出てしまいます。
これマズいパターンです。良い方向に行った試しがない。
もう予定が入っている、それも自分たちの結婚式の予定がとうそぶく零治。
予定なので彼女には内緒にというジェスチャーで人さし指をしーっていう風にするんですが、その時の大野さんのお顔がめっちゃ可愛い。
社長室から出ていく和田を見送る舞子。
2人の間にはもう恋はないようです。
いや和田さんはちょっと未練があるのかな?
いつもの「僕のニューヨーク」で白浜部長を慰める音無さん。
大学の先輩である和田と罰ゲームでキスをしてから好きになったそうで。
白浜「まさかこんな長い旅になるとは」
音無「長旅ご苦労様でした」なんか面白い。
ある意味一番難しい恋をしていたのは白浜部長だったというオチで、違う意味でキスがキーワードになっていますね。
今日はとことん呑みましょうという音無に肩をかりて甘える白浜部長(笑)
音無さんビビッてます。
恋愛という名のエベレスト(笑)
ジムで走る零治に、和田への対抗心で結婚というのは早すぎるひとまず同棲してみてはと提案する舞子。
「同棲!?毎日朝起きた彼女がいて夜寝る時も彼女がいるという男だったら一度は夢見るあの同棲か!?」
でた説明方式(笑)
この時のランニングマシーンからの降り方が1話で美咲にみとれて落ちちゃったのとほぼ同じ。
そして今回そこにいるのは舞子。
セカムズの面白いところは、前に出て来たセリフなりシチュエーションなりを相手がかわったりなどしてもう一回使ってくるとこなんですよね。
ほんと上手いなーと思います。
今回もしりとりや4話のリベンジなどたくさん出てきてファンを喜ばせてくれました。
いやもしかして全話からなにかしらのシーンが再現されてるのではと思います。
舞子の同棲の提案に前のめりで乗り気な零治。
「確かにいきなり頂上を目指すよりは、ベースキャンプで入念に体を慣らしてから山頂を目指した方がより確実だ。」
修学旅行をカウントしなければ異性とのお泊まりは1泊の社長(笑)
「同棲を経て1年後に結婚か。
悪くない。恋愛と言う名のエベレスト。」
舞子もにっこりうなずきます。舞子さんいい笑顔。
「一気に頂上まで駆け上ってみせるぞ!」
モチベーションが上がってすごい勢いでランニングマシーンで走る社長。
コミカルです。
同棲の提案をする零治
いつもの食堂で美咲に同棲の提案をしますが、美咲にもっとゆっくり行きたいとやんわり断られてしまいます。
一回2人が別れてしまったのも
「お互いに急ぎ過ぎて理解しきれていなかったから」
と言う美咲。
その通りですよね。
美咲ちゃんはよくわかってる、同じ轍は踏まない。
でも零治の申し出は嬉しいという美咲。
ちゃんと恋愛してるんですね。
余談ですが、今日の鮫島社長のネクタイも緑色。
ここは勝負という時には緑のネクタイを着ける一途な零治がほんと可愛いです。
大事なとこは見栄とか張らないのが零治のピュアなところ。
そういうところが見てる人に愛されるんですね。
今日のプロデューサーのインタビューで
「零治はそうとうひどいヤツなのに、大野さんが演じることによって視聴者を味方につけてしまった」
という話がありましたが、私も大いに同感です。
美咲に対してもそうとうひどいこと言ってますよね。
「神奈川県から出ていけ」とか。
だけど鮫島社長に肩入れしてるから言われた美咲より、言って落ち込んでいる社長の方がかわいそうってなっちゃう。
ほんと大野さんスゴイです!
大野さんファンだからの贔屓目だけじゃないと思ってます。
美咲が家に来ることを避けてると勘繰る零治
前の日、美咲に明日が早いという理由で家にくることを断られた零治は石神さんに八つ当たりです。
7話のアホなベッドの話を蒸し返して、石神さんのせいにしちゃってます。
そしてあのベッド捨てちゃったんですね。
いい出来だったのに。というか大作だったのに(笑)
あんな面白い「ベッドシーン」、日本のドラマ史上初ですよ。
そしてジムにいくとそこには零治の父・幸蔵の姿が。
なんと三浦に合コンの人数合わせで呼ばれたとか。
洋服まで新調してます。
けっこう乗り気でいたのに零治から合コンには行くなと言われちょっとムッとして零治に対抗しめっちゃ自転車を漕ぐ幸蔵、親子ですね。
三浦の合コンの場では5話に出て来た元F3000のドライバージャックの姿が(笑)
どうしてるかなと思ってました。
懐かしいですね。
幸蔵をだしに使う零治
幸蔵と一緒に自宅に帰ってきた零治。
ほんとにベッド無くなってます。
零治にビールをすすめられて嬉しそうな幸蔵。
美咲が美味しいと言っていたピクルスを持ってきたことを告げます。
これですね、今日の番宣で波瑠さんがきゅうりが苦手なのにドラマの中で出てきてゲッて顔したという話は。
そこで閃いた零治。美咲にメールします。
いさなみ先生の絵も隠しちゃいます。
零治のメール対して、幸蔵に挨拶しに家にやってくるという美咲。
ピクルスを食べながら3人で会話しますが、美咲に弱い零治を生暖かい目でみる幸蔵パパが面白いです。
美咲が泊まっていかなかったことを愚痴る零治ですが、舞子の一言で「幸蔵がいれば美咲が安心する」という答えにたどり着いちゃったようで石神さんにそば打ちセットと一緒に幸蔵を連れてくるように指示。
また変な方向に行ってますよ(-_-;)
長くなりましたので続きはコチラ⇩
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