30 May 2016
薄着になる季節が近づいてきましたが、そんな時に意外と目立つのが首元。
「首と手の甲をみると年齢がわかる」なんて言いますが、顔は時間をかけてお手入れしても首には気が回らないって方もけっこういらっしゃるんじゃないでしょうか?
首元って自分が思ってるよりも人に見られているんです。
「あさイチ」で首のリンパマッサージの特集をしていましたが、間違った方法で行っていると逆効果になってしまうと知ってビックリしました。
自己流で行っていた方も正しいマッサージ法をマスターして、この夏は首スッキリ小顔美人を目指しましょう!
今回は「むくみ・たるみ解消の達人」首都大学東京教授理学療法士 武井仁先生におしえていただきました。
皮ふの下には体内の老廃物を流してくれるリンパ管が張り巡らされており、長時間動かなかったりストレスがかかったりするとリンパの流れが悪くなりリンパ液が滞ってしまいます。
そうすると首がむくんで太くなり、ひどくなるとしわになってしまうんだそう。
そこでむくみを取るのに必要となってくるのが「リンパマッサージ」。
首をスッキリさせる抜群の効果があるといいます。
しかしこのマッサージを間違ってしまうと逆効果になってしまうんだそう。
そしてこのリンパマッサージで、二重あごや飲み過ぎでのむくみの解消に効果があるそうなんです。
武井先生も収録の前日は飲み会だったそうですが、リンパマッサージでスッキリしたお顔をされてました(笑)
正しいリンパマッサージのやり方
※妊娠初期や後期、血圧に異常がある方、感染症や悪性腫瘍などの病気がある方はお控えください。
《準備運動》
❶鎖骨の裏ほぐし
リンパを線路に例えるなら
駅が渋滞していたら流れないので
駅にあたる部分をほぐして流れやすくする。
●鎖骨の上のくぼみに手をクロスして置き
中指と人差し指で円を描くように軽く押す
この時痛いと感じるのは神経のところなので、
ずらして気持ちいいところをマッサージする。
強く押すのはNG!
むくみに関係する毛細リンパ管は脂肪層の薄いところにあるので、むくんでいる人が強くやるのは逆効果になるそう。
軽めが大切。
10回くらいゆっくり行うのがよい。
悪い姿勢(猫背)などでやっても効果はないので、必ず良い姿勢で行うこと。
❷首のストレッチ
●首を左右交互に倒し、それぞれ5秒間キープ。
これを10回くらい行う。
《正しいリンパマッサージ》
これもまた痛いと逆効果になるので優しく行ってください。
❶唇の脇に指を添え、あごの下までやさしくさする
口のわきから鎖骨まで手を下ろしていくイメージ。
鎖骨の方まで入り込むように優しくさすります。
あごは上げるというよりは引き気味で。
ほうれい線を下げるようなやり方はよくないそう。
❷あごから耳までやさしくさする
あごのリンパは横のえらの方に伸びていってるので
下ではなく横にさする←コレがだいたい間違っているんだそう。
❸耳の下から鎖骨へやさしくさする
目のほうから手のひらを使うようにして鎖骨に流し込む感じ。
❹最後にもう一度鎖骨の裏をほぐす
これは顔回りのリンパマッサージなので、
全身のリンパを緩めたり、自転車漕ぎのような運動をやるとなお効果的。
💬終わった後に常温の水を1~2杯飲む
水でさらに流すのが良いそうです。
お茶などでも良し。
朝起きた時やお風呂上りに行うのが効果的。
デスクワークなどの時はお昼休みに行うなど。
疲れ切った後にやるのではなく、疲れ切る前にリセットの意味合いをもってやるのが大事。
それほど時間もかからないので、毎日行って習慣化した方がよいような気がしますね。
毎日のひと手間で明日から二重あごには無縁の首スッキリ小顔美人になって、この夏は首元を強調した涼し気なスタイルでいきましょう。
公式サイトはコチラ→あさイチ公式サイト
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