2 Jun 2016
7話で急展開をみせたドラマ「セカムズ」、1週間ブルーな気持ちで過ごした方も多かったのでは?
私もスーパーブルーな気分で1週間過ごしました。
2人は一体どうなるのか。このまま別れてしまうのか?
そして急接近の鮫島社長と秘書舞子は?
残りあと3回、全く目が離せません!
今回も盛大にネタバレしています。
そして大変長いのでお時間の許す方はどうぞ。
戦隊シリーズのようなカッコいい企画戦略室の皆さん
毎回誰かしらのモノローグというか脳内ナレーションで展開するセカムズ。
4話が舞子、5話が石神、6話が美咲、7話が家康ときて、今回はなんと企画戦略室の皆さん!
ここできましたか。
私、密かに応援してるんですよ。
まひろ「美咲さんが会社を辞めて3日が過ぎた。」
白浜「社長の衰弱しきった姿は我々社員の目にも明らかだ」
蛭間「社長が苦手な俺達でもさすがに心配になってきた」
松若「交際期間はたったの2週間。キスはおろか手もにぎっていないともっぱらの噂で」スゴイ的確な噂(笑)
音無「もはや付き合ってなかったと言っても差し支えないレベル。」確かに。
まひろ「美咲さんが会社を辞めてしまったせいで、せっかくの白浜さんとのご飯の約束も延期になってしまった」
蛭間「社長のことは正直キライだ」
白浜「でも柴山美咲が入社してからの社長は好きだった」うなずく皆さん
ここで三浦家康のみとんちんかんにハンバーガー食べてます。
いい味出してます。
カッコよく整列する企画戦略室の皆さん。
戦隊シリーズのカッコいい感じが出てます。
期待できるのか(笑)
白浜「柴山美咲がいた頃の」
音無「あの頃の社長にもう一度」
蛭間「会いたい」
松若「会いたい」
丸田「会いたい」
まひろ「会いたい!」
三浦「みんなさっきからマジな顔してどうしたんすか」←1人だけわかってない
みんなで一致団結してなにかやってくれそうです。
意外や2話以降の社長は皆さんから好評だったんですね。なんか嬉しい。
場面はかわって社長室。
プライベートのケンカでクビと言ってしまったことを反省している鮫島社長。
なんと電話もメールも1回ずつは試してみたんですね。泣ける。
そして社長のことなら石神さんということで。
今回もまた石神さんに豪華お弁当という賄賂攻撃をしかける企画戦略室の皆さん(笑)
ロールスロイスでの密会がちんまりしてて何気にお気に入りです。
みなさんの考えとしては、美咲の送別会を開いて社長と復縁させようという目論見のようです。
みんな必死の形相です。
のんきなのは三浦だけ。
まひろも美咲を説得します。ちょっと目的が違うけど。
ここで個人的な発見が!
まねき猫が帰ってきてるーーーー( ;∀;)
やっぱそうじゃなっくっちゃ。
もうホントに守り神ですよ。
美咲の送別会が決まったことを伝える舞子。
社長はなぜかダーツ大会も行われることに疑問を抱きますが、
「三浦の発案です。
社長にもう一度彼女のハートを射止めてほしいと」
社長「あのバッキャローが」
バッキャローって、今どきなかなか言う人いませんよ。昭和だ昭和。懐かしけど(笑)
大波乱の送別会
せっかく皆さんが苦労して開いてくれた送別会。
社長は上から目線ですが美咲の復帰を許す発言をして上手くいくかと思いきや、なんとライバルホテルのステイゴールドに再就職が決まったことを告げる美咲。
なんですってぇーーー!
これには社長も激怒して
「神奈川県から出ていけ!」
と、とんでもないことを言ってしまいます。
この一連の流れ、どっちもどっちですよね。
まずライバルホテルに就職が決まったんだったら送別会に来るなよと。
ドラマですから仕方ないですが。
で、神奈川県から出ていけなんてなんつーとことを言うんだと。
人の気持ちを考えないのにもほどがある。
ドラマですから仕方ないですが。
自分たちが社長のためと思って開いた送別会で関係修復どころか悪化していく様子に、一列に並んでうなだれる企画戦略室の皆さん。
最初のカッコよさはどこ行ったんだ。
そして何気にダーツで高得点を取ってる三浦。
ホントにこのドラマには欠かせませんよ。
いい子抜擢したなー。
まことに上から目線で申し訳ないんですが。
ドラマ始まる前はジャニーズの人が主役の場合ほとんどといっていいほど後輩も出演するので、今の若手だったら平成ジャンプ(すみません正式なグループ名がちょっとわかりません)かSexyZoneあたりからの選抜だと思ってたんです。
それかモンキースリーつながりで重岡くん(カウントダウンコンサートで同じ干支にちなんだその時だけのユニット名)かなーと。
それがふたを開けたら小瀧さん。
VS嵐の時に全員すごく面白かったのはよく覚えてたんですが、正直一番顔と名前が一致しない方でした。
ほんと申し訳ない。
まさかこんなにお上手だとは思ってもみませんでした。
セカムズは登場人物がみなさんお芝居お上手なので、ジャニーズの若手で浮いたらやだなと思っていましたが見事にチャラい家康を自然に演じ切ってる。
なんの違和感もありません。
違和感どころかちょっとした癒しにまでなってる感が(笑)
家康出てくるとなごむし。
ある意味家康このドラマにおいて最強っす。
いつでも零治の味方・舞子
話はストーリーに戻りまして、酔っぱらって舞子に連れて帰ってもらってる鮫島社長。
舞子に愚痴りますが、すべて正論で返されてしまいます。
相変わらずの切れ味です。
「おまえも心の中では軽蔑してんじゃないのか」
と問う零治に対して
「私から軽蔑することはございません。」
ときっぱり。
「おまえにいきなりキスしてもか?」
と顔をグッと近づける零治。
色気もへったくれもありません。
ここで2人が顔を寄せ合って数秒間見つめあうんですが、大野さんがいいタイミングで1回まばたきをするんですね。
それでこのお芝居は終了って合図みたいな。
上手く言えませんが、まばたきがちょうどいいタイミングなんですよ。
大野さんはまばたきも喉仏の動かし方も、全部演技入ってますね。
こういうところが「芝居が細かい」と言われる所以ですね。
コメディーでも繊細なんです。
「不思議だ。
みささんにはできる気がしなかったのに、おまえには簡単にできそうだ」
並んで正座する2人が可愛いです。
そういえばこのお2人実年齢では同い年でしたね。
「当然です。
それは社長が私のことを好きではないからです。」
「木綿豆腐に顔をくっつけるようなもんだ」
なんつーことを(; ・`д・´)
「せめて絹ごし豆腐にしてください。」
立ち上がってカッコつけたかと思えば
「厚揚げじゃないだけマシと思え。」
おでんなら厚揚げサイコーだよ!
ここでオープニングが流れるんですが、回想シーンのようにランニングマシーンとか水族館とかメダカの孵化とか子犬の散歩とか出てきてなんか懐かしいやら何かの伏線ではと勘繰るやらで。
エピソードを巧みに散りばめて、それを見事に回収するのがセカムズの醍醐味。
それがこのドラマを極上のものにしているといっても過言ではないでしょう。
和田社長の言葉がカッコいい
和田社長との打ち合わせで美咲を引き抜いたと文句を言う鮫島社長。
初めてわかったんですが和田さんの秘書、橋口さんっていうんですね。
前にも名前で出たかな?
美咲をホテルの顔であるコンシェルジュにしたと話す和田。
今回のこのコンシェルジュという言葉、今回のキーワードになっていますね。
和田に悪態ついて帰る零治に舞子との話をする和田社長。
「君が好きだからムリって断られた」
という言葉に驚く零治。
「君の唯一尊敬する所は、あんな魅力的な秘書を長年そばに置きながら間違いをおかさなかったことだ」
「おこすわけないじゃないですか。
…あいつはただの絹ごし豆腐です。」←昇格してる
「残念ながら君は舞子ちゃんの取り扱いも間違えてる。
彼女に最も相応しいのは社長秘書じゃない。
恋人だ。」
くぅーコレ北村一輝さんが言うから様になってる。
キザなセリフがとってもお似合いです。
返答に困る零治に
「ああいう女性と過ごす時間がいかに特別か、君はわかってない。
つまり男としては二流以下だ。」
カッコいいーーーー!
もっと言ってやってくださいよ。
北村一輝ここにありって感じです。
北村さんの見せ場です。
帰りの車の中でどうして舞子は軽蔑しないんだと問う零治に、石神はお気に入りのゲーテの「愛する人の欠点を愛することができない者は、真に愛してるとはいえない」という言葉を引き合いに出して、舞子と美咲の愛の違いを諭します。
この言葉ってこのドラマの最大のテーマでしょうか?裏テーマか。
石神さんの努力が報われましたね。
いやーセカムズってほんとに脚本にムダがないなー。
どこで使うんだソレってやつを再登場させる、そう来たかーって感じがたまらないですね。
このゲーテの言葉もさらに登場して大活躍しますよ。
そして零治パパの小堺一機さん再登場です!
4話の舞子の回想シーンにちょこっとだけご出演。
小堺さんほどの方があれだけなんてありえないと思っいたら第8話での再登場。
今回のキーマンです。
大野さんと小堺さんとの共演は今回が2度目ですがお2人の相性よさそうですよね。
収録中も小堺さんのものまねに大野さんが爆笑していたという話ですし。
大野さんってものまねとかコントとかの芸人さんと相性がいいような気がします。
ご本人もなにかのキャラがのっかるとたちまち生き生きとされますし(笑)
その大野さんのキャラ属性的なものを感じるのか芸人さんの方も好意的なような気がします。
芸人さんと言ってはアレですが、タモリさんしかり志村さんしかり内村光良さんしかり。
ファンの贔屓目でしょうか(;^ω^)
舞子を意識する零治=単純
和田社長の言葉に舞子を意識する零治。
絵に描いたように単純です。
顔が赤いと心配する舞子に
「きっと和田から出ている強烈な紫外線のせいだ。
今度からあいつに会う時は日焼け止めを塗らないとな」。
たとえが全て「自然」てのがネイチャーオタク(キノコ、メダカ)の社長らしい。
豆腐しかりヒグマしかりニシキヘビしかり。
クビアカトラカミキリもだった(笑)
額に手を当てられてきょどる社長。
舞子のことを気にしてます。
ほんとに熱があったようで、自宅で休む零治におかゆを作る舞子。
おかゆ美味そうだな。
睡眠不足だという零治に、足をマッサージでしてあげる舞子。
零治の言葉を借りれば「ええコじゃの~」ですよ。
なかなかそんなことしてくれませんよ。
付き合ってもいないのに。
そして余談ですが、素の大野さんはマッサージが大の苦手です(笑)
「今日はお風呂に入ってないから足は汚いぞ。」
風呂に「お」をつけちゃう言い方が可愛い。
「お気になさらずゆっくり眠ってください。(笑顔)」
いやー私が男だったら舞子にベタ惚れですわ。
めっちゃいい女じゃないですか!
5話の美咲のように( ;∀;)
ちょっと話がそれるんですが、前回の7話ほとんどリピすることができなかったんですよ。
最後の美咲の激怒がすごすぎて(;´・ω・)
なんでかなと思ってたんですが、美咲の回想シーンで零治の牛乳のくだりがウソだったりとか海ではしゃぐのがお茶目だと思ってたりとか、彼女はマイペースで天然というキャラの割には大事なとこはちゃんと理解できてるんだなと感心してたんですよ。
そして零治の子供っぽいとこにも付き合ってあげられる女神のような人なんだなと。
不器用な零治の初恋はこんな女性だから始まったんだなと。
そしたら零治のことを全否定だわ、前の女神のような美咲をぶん殴ってやりたいだとか落差が激しすぎて、鮫島社長に肩入れしてる身としてはツラくって。
自分からキスしに行ったのに拒まれたとか転げ落ちて痛かったというのもあるんだろうけど、あまりの変わり様に見終わってしばらく何も手につかなかったです。
セカムズクイズも答えられないほど(笑)
美咲のキスを避けたのは
「美咲に歴代1位のキスを」
という零治なりの矜持だったと思うんですよ。
ピュアで不器用なだけにプライベートと仕事は分けるという約束を頑なに守ったり、キスは自分からという目的を守るがために避けたりとか。
最初大野さんが零治のキャラを
「ここをこう変えたら上手くいくのにそれができない人」
っておっしゃってましたが、まさにその通り。
さすが演じるうえで零治の根本をよくわかってらっしゃる。
零治のこの性格がゆえのストーリーであって、セカムズはそれがどこまで成長していくかを見ていくドラマなんですよね。
そういう意味でいうと美咲もまだ発展途上なわけで。
勝手に女神と解釈してましたが、短気に正論をふりかざすだけじゃとてもじゃないけど魅力のある女性とはいえませんね。
今まで美咲の人となりがあまり描かれておらず、6話でやっと生い立ちがわかり少しだけ美咲にキャラクターとしての肉付けができました。
前回怒りを爆発させたことで人間らしさが出てきたので、最終回に向けて美咲の成長も描かれるのかもしれませんね。
だいぶ話がそれました。すいません。
マッサージしてもらってる場面では私お気に入りの「月光」に似た良いBGMがかかっています。
これ聞くとなごみますね。
マッサージを終えそっと帰っていく舞子。
時間外手当くれと言いたくなるところです。
美咲が女神なら、舞子は聖母だな。
和田社長に勝った零治(笑)
翌朝、舞子が作ってくれたおかゆを温め直しているところに和田社長から電話が。
どうやら零治は昨晩和田に電話していた模様。
和田社長は平日なのに美女とプールでフルーツ食べてます。
しかもバスローブ。
零治は和田に一流の男になったと報告したかったようで(笑)
「僕が寝ている状態で足の裏をマッサージをしてもらっただけなんですが、それなんというかが夢のような時間でして」
この言葉に動揺する和田社長。
「まさか洗ってない足じゃないだろうな?」
「どうしてわかったんすか?」
「オーマイガー!!」
北村一輝さん今日一番の見せ場です。
「鮫島君、今回ばかりは負けを認めよう…きみの勝ちだ」
なんのこっちゃ。
ここへきて一番まともだと思ってた和田さんまでもが変な人になってます。
舞子という男の夢を手にいれた零治に負けを認めて祝福してるんですって。
零治でさえなんのこっちゃわかってませんよ。
愛すべきヒールですね。
続きは長くなりましたのでコチラ⇩
世界一難しい恋 Blu-ray BOX(初回限定生産 鮫島ホテルズ 特製タオル付き)【Blu-ray】 [ 大野智 ]
|